新幹線で人生初東北!①(京都→東京 朝からプチ安くグリーン車)
映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』の聖地巡りをしてきた1泊2日。嬉しさあり、悔しさあり、後悔ありという感じで半分は巡ることができた。
ところ変わってここからは、山形に行くまでの道中、山形から京都までの帰路を振り返ることにする。ここでは京都から東京まで、東海道新幹線で東へ向かう道中のことを綴る。
京都駅
京都駅に着き、改札にモバイルICOCAをタッチ。出てきた利用票には「早特」と書かれている。
3000円安でグリーン車
3日前までの予約で「のぞみ」「ひかり」のグリーン車を安く指定できるというもの。京都〜東京間の場合、普通に買うよりグリーン車が3000円以上安くなる。「のぞみ」も選べると書いてあったが、選べる列車が限られているか、グリーン車が一杯になっていたのか「×」になっていた。選択可能だった「ひかり」に乗車することにした。
新幹線コーヒー/ドクターイエローブレンド
ホームに上がって、コーヒーブレイク。朝にドリップコーヒーを欠かさない僕だが、新幹線に乗るとなったら必ずここまで待って飲む。
今回は「ドクターイエローブレンド」。この味だけはカップの柄が黄色くなっている。味は苦味が抑えられていて、初心者向きの飲みやすさ。子どもなら微糖にすれば少しは飲みやすいかもしれない。
ドクターイエローと言えば引退のカウントダウンが始まったばかり。未だに1枚しか撮れていない僕は、いつか3度目の正直で撮ってみたいもんだ。
女性駅員の指差喚呼
コーヒー飲んで待っていると、女性駅員の指差喚呼が遠くまで響いてくる。「I・T・Vよし!」はリズミカルでなんか耳に残る。よく見ると「ITV」と呼ばれる監視カメラが画面3つ。このリズムで言わずにいられない。とはいえ、JR東海は声が遠くまで響くし、指差喚呼も基本に忠実さが出ている。
ひかり636号
「ひかり号」のグリーン車はやっぱり空いてる。「のぞみ号」はもちろんのことだが、「こだま号」のグリーン車もけっこう埋まる方。その間みたいな「ひかり」はそこまでではない。
モバイルオーダー
2023年10月、新幹線から車内販売が廃止され、代わりにのぞみとひかりで「モバイルオーダー」が導入された。座席網袋のリーフレットにあるQRコードを読み込み、飲み物、軽食類を注文できる。
モバイルオーダー以外にも「サポートコールサービス」がある。困ったときなどに「パーサー(客室乗務員)」を呼び出せるというもの。この機能はこだまを含めて全列車で提供されている。
シンカンセンスゴイカタイアイス
このモバイルオーダーで頼んだのが、
スジャータアイスクリーム
a.k.aシンカンセンスゴイカタイアイス
新幹線車内販売の代名詞の1つで謎なぐらいカチカチで知られる。
新幹線車内で食べるのは初めてだが、モバイルオーダーになってもカチカチなアイスは健在。5分ぐらいはプラスチックスプーンが差し込めない。
車内販売廃止後、のぞみ停車駅にスジャータのアイス自販機が設置されたが、あっちは少し差し込みやすい。山陽新幹線車内販売に至ってはやわらかいぐらい。真に「スゴイカタイ」になるためには自販機、山陽新幹線の冷たさは少し足りないみたい。
空気含有量や乳脂肪の濃さなどこだわりは多いみたい。カチカチがイラチな人には我慢ならんもんだが、こだわりを聞けば、それもおもろいもんだし、アイス好きはアルミスプーンを持ち歩いてるなんて「アメトーク」でやってたし、このための公式スプーンもあるし。
細々停車
米原、岐阜羽島と各駅に止まる他、浜松、静岡の順に静岡県主要都市もカバーする。米原と岐阜羽島に停車するひかりは静岡県内はノンストップが基本だが、朝方は停車駅が多めに設定されている。大まかな停車パターンはあるが、トリッキーな停車をする「ひかり」もけっこうある。
富士山
富士山が見えてきた!雲が多めながらもいい感じに頂上が顔をのぞかせる。7月になると富士山開きも始まり、夏山シーズンが到来する。
首都圏の電車
首都圏に入ってくると東日本のステンレス電車がたくさん見えてくる。普段見られない電車がたくさん見れるこの瞬間が興奮する。
なんで止まってんの?
もうすぐ東京駅というところで並行する列車に違和感を覚えた。走ってる気配がなく、赤信号で停止している。
新橋駅に至っては通過中の特急列車がホームを過ぎた場所で足止めされている。こうなるとなんか嫌な予感がする。東京駅到着前の放送でそれが当たった。
人身事故発生
東京駅で人身事故が発生し、東海道線と京浜東北線が運転を見合わせていた。東京駅を降りて、遠目で見ると丸ノ内駅舎前に消防と救急がいて物々しい雰囲気だった。
もちろん新幹線はノーダメージだが、変なところで停止している電車を見ていると緊急事態を察してしまい気が気じゃない。
東海道新幹線の次はいよいよ東北新幹線に乗車する。
つづく