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4回見に行ったヨルシカ『前世』2024(気づき編)
4回見てきて、涙したヨルシカライブツアー「前世2024」。上記では曲やセトリについて感想を綴ったが、ここではそれ以外の気づき、席ごとの見栄えなどを綴っていく。4回参戦し、様々な角度で見てきた。
愛知1日目
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愛知の会場は「Aichi Sky Expo」こと「愛知県国際展示場」。中部国際空港(セントレア)に隣接している国際展示場だ。飛行機で来る人にとっては非常に便利な反面、鉄道アクセスは不便で名古屋駅(名駅)まで「ミュースカイ」で最速28分かかる。
ドリカムのライブも行われるほどの大きいところだが、少し立地が悪く、鉄道で行くとなると代替手段が少ない。ドリカムでは、そのせいか早退みたいになってた人が多いのだとか。
ヨルシカはよぉわからんが。
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席はB席の1番下手側(ステージ向かって左手)、左端の隅っこで見る形になった。映像の一部はセットで見切れていて少し見づらい。
はっちゃんさんのヘドバン
本番中、右の方に目をやると、サポートキーボード「平畑徹也さん(はっちゃんさん)」のヘドバンが目に入る。アップテンポのときの「はっちゃんさん」はいつもヘドバンしていて、見ものだと思ってる。1曲目『負け犬にアンコールはいらない』からボルテージ全開。繊細なピアノも奏でる人だからこのギャップが面白い。
ちなみに「はっちゃんさん」はXでフォロワーを満遍なくフォローし、3万人にものぼる。僕のヨルシカ+ずとまよ専用アカウントもちゃんとフォローされた。3万人もいると
そんなことしてタイムライン大丈夫?
と心配になってしまう。
愛知2日目
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同2日目はほぼ逆サイドの上手側。1日目ではわからず見切れてきた部分もよく見えた。広々し過ぎてどことなくヨルシカの距離感が遠い気がする。本来は見本市やコミケみたいなのに使う場所だもの。
制限解除で迷い、戸惑い
朗読以外の起立鑑賞と声出しの制限が無くなった「前世2024」。2023年ライブまで大人しく見ていた人にとっては強烈な違和感とともに立つべきところと座るべきところを迷う人が目立つ。こうなると、
手を上下に振る人
朗読以外ずっと立ってる人
本人より大きい声で合唱してる人
その他いろんな悪目立ちする人が出てきてしまう。そういう人の周りではじっくり曲が聞けずモヤモヤした人が多いとXで聞いた。僕も遠目で「なんか目立ってるなぁ」と思う人が視界に入った。
鉄道の「制限解除」はいい感じの最高スピードまで上がるもんだが、ヨルシカのオーディエンスは減速気味か速度オーバーの両極端だ。
思えば、別のバンドのときもそうだった。フォーク系のバンドで基本ゆったりしつつも、アップテンポで各々楽しんでいる。しかし、アイドルライブと勘違いしてる人がかなり悪目立ち。ギタリストが「ストップ!ストップ!」と曲中に止めさせて「慣れない」と非常に戸惑っていたり、面前で優しめに注意されたりしていた。
ヨルシカも同じで気が散るような盛り上げ方は謹んでじっくり曲聴いて泣きたいもんだと思う。
かくいう、僕はどう思われてたかは知らんが…
大阪1日目
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愛知公演から1ヶ月経って、大阪1日目、大阪城ホール。ここではS席を当てて、前から11列目、ど真ん中で見ることになった。
suisさんとn-bunaさん
その席ではsuisさんとn-bunaさんの表情や動きを肉眼でよくわかる距離で見ることができた。
suisさんのドレス
suisさんの衣装も前後半で変化していた。前半は赤ずきんのような赤と白のドレス。後半では白いレースのドレスにお色直しをした。suisさんは骨格ウェーブといえる華奢なフォルムでかなり似合ってる。
光の加減で顔を見るとどことなく中学時代好きだった人にもよく似てくる気がする。
しなやかでリズミカル、メリハリあって、見てる側からして楽しそうな動きをして表現するsuisさん。美しくて、感情を込める表現力を間近で垣間見えた。
n-bunaさんの衣装
n-bunaさんは前半で黒いパーカーのような上着を羽織って、その下に濃いめの赤いシャツ、黒いパンツを着ていた。suisさんがお色直ししたタイミングでn-bunaさんは上着を脱いでいた。
表情1つ変えずにギターソロを披露しているn-bunaさん。笑顔で楽しむのもいいが、こうやって本気を見せるギタリストも憧れるもんだ。
大阪2日目
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大阪2日目。リセールで当てた席はスタンドの真ん中最前列だった。かなり後方ながら、姿がしっかり見ることができる。
カメラ入ってた
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スタンドの最前列に座ると、右手や前方にはカメラマンがスタンバイ。この日の公演ではカメラが入ることの注意がアナウンスがされ、何ヶ所かで撮影が行われていた。
今後発売されるであろうライブDVDでここのものが使われる可能性がある。ただ、もしかすると横浜の可能性も捨て切れない。だいたい関西のライブを収めた映像作品は数少ない。僕の感覚だとあいみょんの甲子園ライブか城ホールだと関西ゆかりのアーティストぐらい。
suisさんは大阪で1年間レギュラーラジオをやってたご縁はあるけども、本当にリリースされるのか少し疑問。だけど、可能性には賭けたい。思い出して泣きたい。
ロビーにあった花
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ロビーには2組の花が飾られていた。ひとつはsuisさんがラジオしてた「FM802」。曲がかかる頻度は高く、DJ自ら見に行って感想述べることもあるほど。高校時代から好きなラジオが好きなバンドを推してくれるのは嬉しい。最近は刺激が欲しくて毎朝聴いている。
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もうひとつの送り主をよく見ると名前に
「兄三乗」
と書かれている。
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「n-bunaの兄」名義
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「ナブナノアニシカ」名義
「兄三乗」の正体はn-bunaさんの実のお兄さん。「n-bunaの兄」名義で花を送り始め、『月と猫のダンス』では「ナブナノアニシカ」というハンドルネームを使っていた。
今回のハンドルネームはヨルシカの楽曲『藍二乗』が由来。こうやって、ヨルシカファンを楽しませてくれるお兄さんは非常に面白い人なのかもしれないし、弟想いでほっこりする。
音楽以外のライブの見た目、気になる出来事、珍しい光景、ちょっとした遊びなどについて感想を綴った。ヨルシカとなると1個だけではレポートしきれず分割せざるを得ない文量になる。ここまで綴れるのは我ながら好きが過ぎる。
Xを見てるといろんな感想や気づきが上がってる。
あー!ここ見逃してんなぁ😞
そうそう!!あった!あった!
など思い出や気づかなかったところも多い。4回見たとておぼろげだし、情報量多いと記憶はもろいもんだ。
ヨルシカだけでよくも悪くも思い出だらけ。ヨルシカが好きな人に出会いにくく、こんなことを語れるのはnoteぐらい。Xであっても絡み方がわからない。それでも、人生で1番好きになったバンドだから、それの愛は確かだ。
次はどこで会えるのだろうか。
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