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エンカって難しい。

ヨルシカのライブに4回も行った僕。いずれも1人で行って、1人で楽しんできた。1人でもいいが、感想を面と向かってシェアすることができないことにもどかしさを感じていた。
ネット上では知り合った人と出会う「エンカ」というのがあるが、こういうのを使って仲間を増やしたくなった。

そこで僕はXにヨルシカ専用アカウントを開設した。「ゆうき」としてしまうと被る恐れがかなり高いのでネームは苗字に由来するものにした。当初はヨルシカ好き限定にしていたが、のちに「ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)」好きとも繋がりたいと思って、@にプラス。

迎えたライブの日にはどうしても声をかけてほしくて、自分の服装やキーホルダーの写真も投稿。キーホルダーにはわかりやすいように北大阪急行の駅名看板やちいかわの「ハチワレ」も追加してみた。
エンカしてくれへんかなぁ
とやんわり匂わせた。

しかし結果は誰とも「エンカ」できなかった。エンカの集団みたいな人たちはいたが、自分から声をかけるのが怖くなってしまった。僕にとっては大縄跳びに入りたくても、縄が怖くて入れないみたいな感覚だった。

インスタで繋がったヨルシカ好きで2個上の女性とも会ってみたかったが、DMで「会ってもいいですか?」すら言わなかった。この人好きやなぁという片想いみたいな感覚もあるが、「嫌われたくない」「高校のときの二の舞にさせてたまるか!」というプライドが勝ってしまい、何も言えなかった。

和歌山のライブハウス「Shelter」にて。

過去に「SILENT SIREN(サイサイ)」のファンと繋がりたくてアカウントを作ったことがあったが、ネットだけで完結して自分から声をかけられなかった過去がある。姿を見せたとて、自分から声をかけて怖がられたりしないか、どう言って声をかけたらいいかわからず迷った。それぐらい「エンカ」することに苦い思いしかない。

2021年、フェスティバルホールでのあいみょんライブにて。

声をかけられるだけなら簡単だ。過去にあいみょんを見に行ったときに6人ぐらいのグループから「写真撮りましょう!」と声をかけられた。
ヨルシカ、ずとまよ、サイサイのように専用アカウントは作っておらず、エンカしたいと思ったこともなかった。一度っきりだが、声をかけられて嬉しかったし、こんな記念写真撮ってもらったのもいい思い出だ。

これができたらいいけども、なぜか怖い。仕事、学校だけでなく、こういう好きなことであっても、声をかけられなかった苦い思い出を作ってしまいがち。失敗したくないし、気を悪くさせたくない。ネット上で嫌われたら一巻の終わりだと聞いたこともある。八方美人になりたいほど虚しいもんはないが、思考はやめられない。

ヨルシカ好き、ずとまよ好きは周りに好きな人は少ない。そのために作ったアカウントなのに、なかなか成果が出せない。リアルでもネットでも、コミュニケーションがうまくいかない。noteぐらいしかできてない気はする。
「受け身ではアカン!」とはわかっているけど、未だ行動には移せない。エンカすることってハードモードだったりするのだろうか。
それはともかく次は「ずとまよ」。どうやってこの後悔をリカバリーしたらいいのやろか。

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Yuki(ゆうき)
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