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能登の地震であったこと、思うこと。
元日に発生した石川県での地震。正月ムードを一変させ、新年早々大きな被害をもたらした。関西在住の僕の周りも大変なことになっている。
電車で一報を知る
僕が地震を知ったのは実家に向かおうと京都から神戸方面へ列車に揺られているとき。JR西日本の「列車運行情報アプリ」に通知が入った。
琵琶湖線 運転見合わせ
一瞬「人身事故か?」と思い詳細を開いてみると仰天した。
石川県を震源とする地震のため「米原ー野洲間」で運転を見合わせています。
ここから気象庁のサイトにアクセス。石川県の震度7を最大に、運転見合わせ区間にある野洲市など、滋賀県内の広い範囲でも震度4を観測していた。
このあと、北陸線や特急、新幹線の情報も入った他、テレビを見ていると、震源から遠く離れた大阪メトロや阪神電車などの関西私鉄も遅延していた。一方で僕が乗っていた電車では降りるまで何事もなかった。
インスタグラムを見ていると大学の後輩が「初めてみたわ」と津波警報のスクリーンショットを載せていた。
後輩は兵庫県豊岡市に帰省中。津波警報、避難指示が発令されていたり、海沿いを走る山陰線が運転を見合わせていた。
テレビでは
家に帰るとテレビは軒並み災害特番。叫ぶかのような切羽詰まったアナウンサーの呼びかけが続く。3.11の教訓や心理的に効果が高いからなのだとか。伝わり方が変わったからかどこにいても危機を実感できるようになった。
本当は「格付けチェック」とGACKT様の行方を注目していたがそれどころじゃない。こうなったらお蔵入りでもいい気がしてきた。
ちなみに、テレ東系のみは早々と通常モードに切り替えて、「出川さんが充電バイクで旅するやつ」をやっていた。こういうときに我が道貫くとは言われているし、「あ、やっぱり」とは思った。北陸地方にテレ東系列がないというのもあるかもしれない。
他人事とは言えない
兵庫の後輩もそうだが、大学時代の知ってる人には石川県出身が多い。岐阜県に帰省している人でも被災した人がいたし、ゆかりある人も強く心配していた。こういうのを見ていると個人的には非常に心配だ。他人事とは言えない。
「一難去って、また一難」とよく言うが、そうやって余震が襲ってくるもの。僕も経験してその怖さをよく覚えている。「大阪北部地震」や京都での群発地震では震度4の揺れが三日三晩続いた。1人暮らしの僕はそれでかなり不眠になった。
空気を読まない、場所や時間も選ばない
どんな状況でも、災害は空気を読んでくれない、場所や時間も選ばない。そういうもんだからいつでも備えておく必要性が言われるわけだ。正月ムードでも関係ない。たまたま過去にあまりなかっただけだ。
僕から言えることといえば、これ以上被害が広まらないこと、平穏な暮らしが1日でも早く戻るように願うことしかできない。それと同時にまた、防災対策を見直さなければ。
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