勤労よりも生きてること
今日は「勤労感謝の日」
勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日
これが本来の祝日の意義として法律に定義されている。しかし、僕の今日の仕事の忙しさときたら、もうそんなことが濃霧の如く霞む。休憩レスで4時間。いくら何でも無理くりすぎる。結果的に僕含め倒れる人はギリギリ出なかったが、こういうところもブラックと言われる所以を感じてしまいかねない。加えて、競争社会の恐ろしさと愚かさも身に染みるのが本音だ。
昼の味噌汁
そんな愚痴を抱えながら家路に着いて昼ご飯。インスタントも考えたが、こんな危険極まりない状況で食べたら免疫が崩れかねないと思い、作り置きの味噌汁と白ご飯に「おとなのふりかけ」の海苔たまご味と鮭味で2杯食べた。胃腸を壊さぬようによく噛んで。味噌汁は大好物だし、「日本人の元気の素」でもあるから五臓六腑に染みる。結局正解だった。
琵琶湖一周とあの味
そして、その後1時間ゴロゴロした後は、列車で「琵琶湖一周」。
晩秋の湖西線から見る夕日が差す琵琶湖は本当にキレイだし、心洗われる。それにお供するヨルシカやあいみょんなどの曲は非常に合う。
大回りをして3時間。大津駅で下車。そこから行ったのが、滋賀県民大好き「ちゃんぽん亭」。
いつものセットに今日は寒い1日ということでおろししょうがもプラス。おだしの温もりとお酢のまろやかさ、ジンジャーのホッカホカパワーでだいぶ満足に平らげて帰路へ。
幸せに感謝
勤労に感謝するという日であるのはもちろんそうだし否定しない。ただ、これより大事にすべきだと思うのが
生き長らえて、幸せを考えることができ、実行できる感謝
今や過労は社会問題だし、我慢して生きてきた自分にとっては未だに労働することは下手したら自分を壊すことになりかねない恐怖を感じている。そうならないためにも体を労ってあげることや美味しくてコッテリしない程度のものをバランスよく摂ることはもちろんのこと。溜め込まずに本音で話せる相手を持つことも孤独で倒れないためには大事だと思う。そして、こういった楽しみを計画しておくのも少しぐらいは良いモチベーションなのだと思う。
ニートよりはマシだが、体質の悪い場所に留まってるのは自覚しているし、別のところ行ったところでポンコツで甘んじそうで怖い。本当の労働の意義を感じるのはまだ先の話かもしれないが、こういう知恵で耐えれるまでは耐え抜いて、生きてることに感謝しよう。
ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。