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サイコロきっぷ3投目

ネット上でサイコロを振って旅先をランダムに決められる「サイコロきっぷ」第1弾から半年ぐらい。この第3弾が発表された。「大阪発」で「加賀温泉」「出雲市」「湯田温泉(山口県)」「博多」の4ヶ所。第1弾から引き続き「博多」が大当たりで確率が低くなっている。この他は冬にちなんで温泉地が選ばれている。第2弾は「広島発」で関西在住者の僕にはいろいろめんどくさいので見送ったが、再び「大阪発」ということで振ってみた。その行き先は…

「出雲市」!!2021年秋以来2度目ではあるが、以前は特急乗って泊まって、選挙特番見て、朝食のみで朝一で鳥取へ向かったので「出雲大社」など行けていない。今回は途中下車が可能な「米子」に立ち寄って泊まりつつ、「出雲」を堪能することに。

発券して新大阪へ

「サイコロきっぷ」乗車券と新幹線特急券、在来線特急券の3枚組

近鉄で京都駅へ出て、「サイコロきっぷ」を「みどりの券売機」で発券し、新快速で新大阪へ。

225系新快速。ちょうどこれの新形態がこの日お披露目されて話題に。

新大阪に着いたら、発車まで1時間あるのでおやつと晩ご飯を調達。

おやつの「月化粧」ー!!関西人は大平サブローさんの声が聞こえてくるはず。

発車30分前になるととりあえず新幹線改札を通ってホームへ。

2度目のみずほ

20番線へ。
「みずほ609号」
新大阪駅にある「牛乳石鹸」の広告。母方のおばあちゃんに会いに行って、これを見ると「大阪着いたー」とテンション上がった小学生時代。テレビCMは知らんくて、ラジオで知った。
千の位が「7」は西日本所属。九州所属数少ないなぁ。
これなんか可愛くて撮ってまう。
御堂筋線も見える。
在来線側。「ぴちょんくん」の看板は湿度が上がるにつれて色が変わる。夏場は大抵真っ赤。

まず乗るのは「みずほ609号」。去年9月に続いて2度目。やっぱり「のぞみ」よりもこっちの指定席がゆったりしてるから座りたい。

指定席に乗って発車

ゆったり指定席。

16時6分に定刻で発車。

車庫入れ中の「サンダーバード」とラッシュ準備中の新快速。
阪急宝塚線雲雀丘花屋敷(ひばりがおかはなやしき)行きとちょうどええクロス!
阪神高速池田線とクロス。普段から塚本あたり渋滞しがちだが、中国道通行止めで普段よりも長いかも?
天使の梯子が降りた神崎川。
播磨灘と夕日。
播磨の工場群。阪神工業地帯と瀬戸内工業地域の狭間やもんなぁ。

夕日と最高速度

夕日を眺めながら、播磨路をMAX300㎞/hで駆け抜ける。

姫路を高速通過。西園寺さんがやった鬼ごっこの1番のハイライト。
岡山駅が近づくと山陽線が寄り添う。

新神戸に止まる他はフルスピードで通過。姫路ですらも通過する本領発揮。

みずほ609号×音楽

いろいろセレクトしてみると夕暮れの中だと「KANA-BOON」が一番似合う(と個人的にそう思う)。

岡山駅到着!

岡山まで来てここからは在来線へ。

再びの「Hakubi Line」

「Hakubi Line」へ。
2番のりばへ。

ここからは伯備はくび線の特急「やくも21号」へ。

夕暮れラッシュの山陽線。
381系「やくも」。通算3度目。
国鉄フォントの番号表記。
通り抜け可。
「ゆったりやくも」ロゴと幕式方向幕。
でもこちらはLED。
ステンレス剥き出しの扉。
手洗い場。そして、必ずあるエチケット袋
旧型でも特急は換気装置付き。

2年ぶり、幼少期から通算3度目。引退と「ブロンズの新型車両」が発表されたり、運転開始50年、381系投入40年アニバーサリーでいろんな企画で盛り上がっている。しかしながらまさかの3度目だし、よくぞ令和の世まで残ってこれたもんですなぁ。

発車、夕暮れの備前路

JR世代っぽくリニューアル。
倉敷でオーバークロス。
岡山のデパート「天満屋」。強豪の陸上チームでもお馴染み。
ホームの土台は蔵風。
倉敷のローカル線「水島臨海鉄道」。超少数派な国鉄車両に乗ってみたい。

岡山を出ると早速ご自慢の振り子をゆらゆらさせながら車齢をものともせず高速で駆け抜けていく。

川と渓谷と夕焼け

倉敷を出てからも飛ばす。
吉井川に沿って。
山陽新幹線とクロス。何も来んかった。
長〜い鉄橋。井原鉄道というローカル線。
こんな絶景、前には見れんかった。
こんなとこによぉ鉄道敷けたなぁ。先人の凄さ。

倉敷まで山陽線、そこから伯備線を山側へ北上。序盤の住宅街から打って変わって夕焼けに染まる吉井川の渓谷に沿って走る。カーブが増えてここでこの車両の本領発揮となってゆらゆら揺れて高速で駆け抜ける。

酔い止めも装備

近所で買った酔い止め液。2本入りが余ってたからちょうどええ。むしろロス減らせてありがたい。

乗ってるとやっぱり、揺れが独特過ぎて、気分が悪くなる感じ。前回使った時に残った酔い止めを持参していたのが功を奏した。おまけにロスにならず済んだ。

お弁当と呑み鉄

野菜たっぷりな弁当を「グリーンラベル」とともに。

慣れてきて、お腹が空いたので晩ご飯。新大阪駅在来線改札内にある「エキマルシェ新大阪」のお惣菜コーナーで買ったのは野菜がゴロゴロ入った弁当。酢豚とマリネ、煮卵などが入っていて、食べ応え抜群で栄養たっぷり。個人的に大好きな「グリーンラベル」とともに。

ブルーアワー

もうすぐ備中高梁(びっちゅうたかはし)高梁市の市街地が見えてくる。
特急停車駅はかなり街中。
木野山をゆっくり通過。もう日没。

進むにつれて日が暮れていく。

2つのやくもと夜の帳へ

方谷(ほうこく)駅で一旦停止し、岡山行きの「やくも」とクロス。
って、国鉄カラーやん!!!雷鳥を思い出すなぁ。
トンネルに入ると行き先のとこが赤く反射してる。
黄色信号が見えるともうすぐ赤信号。
「ここどこだよ」と呟きたくなる感じの足立(あしだち)駅に停車。ここでも「やくも」を待つ。ただし、ドアは閉めたまま。
岡山行き「やくも」。こんな短時間で連続するってそれなりの需要やな。
通過シーン見てるとindigo la Endの『瞳に映らない』のMVにこんなシーン的なのあったなぁとふと思い出す。
生山(しょうやま)駅。この数日後の大雪予報やなぁ。
鳥取の平野部へ出てきた。
伯耆大山駅。山陰線と合流するジャンクションで貨物の拠点。
山陰線鳥取行き。帰宅ラッシュでたくさんの人。
大山と言えば「天然水」。僕の日常で買ってる「いろはす」「サントリー天然水」はほぼ鳥取、奥大山産。
フォント見るだけで懐かしさ。

日が暮れると「ヨルシカ」や「indigo la End」の曲に出てきそうな雰囲気の夜。途中で反対方向の列車を待ちつつ、山奥を爆走する。

「Hakubi」さらに「髭男」も。

前回同様、「伯備線で『Hakubi』」をしつつ、外の変化とともにいろんな曲をセレクト。一旦停止のタイミングも良い具合に把握できて、お酒も入って、サイコーの気分。

さらに今回はメンバー3人が山陰出身でそこで結成した「髭男」もセレクト。ラジオで頻繁に耳にする新曲は夜の山陰行きの特急によく似合う。

Arriving at 米子!!

米子着いたー!!
伯備線新見行き。
前後ろで顔が違う変わり者。そして奥に「鬼太郎列車」
あざっした!
この古めかしさ。昔の米原駅と長浜駅こんなんやったなぁ。とふと思い出したり。
今回は地元も巻き込んでる。
駅前。「髭男」藤原さんが育った街。

岡山から2時間ちょっとで「米子」に到着。きっぷで指定された「途中下車可能駅」なのでここで降りて、宿を取った。この模様はまた別の機会に。

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