宝塚、荒神さん、そして新名所をぶらぶら
刺激のないちょっと鬱屈した気分を晴らすため、行ったことないとこ行こうと思い立った。ということで京都から列車で1時間半揺られてたどり着いたのが…
あの聖地
タカラヅカファンにとっての憧れ兵庫県宝塚市。母親からかつて駅前にあった『宝塚ファミリーランド』に行ったような話をしていた気がする。ただここは2003年に閉園し、僕自身もたとえ行ったとしても物心つく前だから記憶にない。
それはさておき、宝塚駅や大劇場の界隈をぶらぶらしていると赤っぽい屋根とクリーム色の壁が異国情緒があって洒落ていて、気品あって、ブランド力の高い街の貫禄を見せつけられた格好だ。
西宮北口に向かう今津線の電車と大劇場、音楽学校のスリーショットが撮れる武庫川の鉄橋で1枚。これぞ「ザ・宝塚」といったところか。
お隣へ
ある程度ぶらぶらして宝塚を後にし、今度は
1つお隣の清荒神駅へ。母親曰く、大阪在住時代によく行ってたらしい。記憶は薄いが道中の川西能勢口駅で能勢電鉄のオレンジとクリームの「フルーツ牛乳」みたいな電車を見たようなことをおぼろげに覚えていたりする。
それはいいとして、駅前から延びる参道を歩いているとご飯屋が非常に多いのが目につくし、駅前には市場もあって、『孤独のグルメ』に出てきても不思議じゃない昔ながらの大衆食堂や焼肉屋などがあった。直前で猛烈に腹が減って、「アズナス」でおにぎりを買ってしまい「食べんかったらよかった〜😩」と軽く後悔した。
坂を登り歩くこと1キロ。汗ダラダラでたどり着いたのが…
清荒神清澄寺。地元では『荒神さん』と呼ばれて親しまれている。境内に入り、お堂を巡って、家内安全と健康を願った。
ふと、周りを見てみるとお寺なのに神社の作法である「二礼二拍手一礼」をやっていた人がいた。たしかに「清荒神」と一応神さんがいることは分かるけど、本来の手を合わせて黙礼がいいとも思える。どっちがええのかさっぱり分からん。まぁそれでも、思う気持ちは誰でも変わらないし、どっちかの作法守ってればいいんじゃないとか思ってしまう。
意外にも山奥にある「荒神さん」。参道の後半は緑に囲まれた山の中。流れる川のせせらぎが心地いい。そして、鳥居から平野を眺めると、また、おぼろげながらこんな景色やったような気がすると思う。このときからいい景色に繊細にはんのうしていたのだろうか?
「荒神さん」のコロッケ
駅まで降りてきたところでそのまま京都へ帰ろうかと思ったが、何か「荒神さん」の美味しいもんにありつけたいと思って電車を降りたときに見た駅前の「北川精肉店(真ん中奥)」に寄った。
おにぎり食べて1時間ぐらいしか経っていなかったが、衝動から名物「宝塚コロッケ」を注文。
ひと口かぶりつくと、衣はザクザク。さらに中のジャガイモはトロットロでクリームコロッケのようだった。ジャガイモのホクホク感がコロッケの醍醐味と思っていた僕にとっては衝撃なおいしさだった。ジャガイモのでんぷんが片栗粉のようにトロみがついたのだと思う。買っといて良かった〜😄おいしゅうございました。
ターミナルの新名所
帰る前に京都四条河原町で新名所に行ってきた。それが
阪急京都河原町駅の真上に6月25日にオープンしたばかりのエディオン京都四条河原町店。去年までは「京都マルイ」、その前は「河原町阪急(百貨店)」だった建物。そんな京都の超一等地に巨大な家電量販店が誕生した。6階部分までが店舗で、ありとあらゆる家電を扱い、eスポーツの特設スペースのほか、京都東山に本部を置く「漢検」とのコラボブースもある。京都市内には京都駅前の「ヨドバシカメラ」と「ビックカメラ」があったが、それを凌ぐであろう広いフロア。感覚的には、「エディオンなんば本店」のようにも思えるほどの広々感だ。こんな一等地をゲットしたエディオンにとってみれば京都における家電をリードできる存在になれるのではとも思える。今回は軽めに見ただけだが、ここは何度でも訪れたい。
宝塚と「荒神さん」メインに京都の新名所にも寄り道した今日。ノスタルジーを感じながらも今回もいい発見ができた。今度「荒神さん」行ったら、ちょっとご飯屋探しでもしてみたい。
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