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京都府民が思う兵庫県知事選挙2024
2024年11月17日、兵庫県知事選挙の投開票日を迎えた。前知事である斎藤元彦氏が県議会不信任決議で自動失職したことに伴って行われたもの。斎藤氏のパワハラやおねだりなどの疑惑に対する「県民による審判」と言える選挙だった。
立候補したのは斎藤氏の他、
元尼崎市長の稲村和美氏
「NHKから国民を守る党」立花孝志党首
元参議院議員、元アナウンサー清水貴之氏
など合計7人。かなりの激戦だった。
その結果、斎藤氏が2度目の当選。疑惑の渦中にありながら、兵庫県民の多くは斎藤氏に託すこととなった。
20時を過ぎて、兵庫県域のテレビ局「サンテレビ 」の選挙特番を見てみた。結果を踏まえて、斎藤氏の疑惑やそれらに対する報道のあり方を中心に選挙戦を振り返っていた。衆議院選挙に比べれば硬い雰囲気で、ネガティブ要素が強い。
兵庫県とて、テレビ、ラジオでは選挙の話題が関西では広く注目された。1ヶ月前のとあるラジオでは兵庫県知事選挙の候補者1人1人に「あなたの伝えたい一丁目一番地はなんですか?」という質問を1人2分ぐらいで答え、兵庫県始め、関西一円、岡山、radikoリスナーに訴えていた。
YouTubeに至ってはさらに盛り上がっていたような気がする。神戸三宮や姫路などで演説する斎藤氏や神戸の地下鉄駅前で演説する立花氏を中心にたくさんの動画がおすすめに出てきた。選挙1ヶ月前は孤軍奮闘していた斎藤氏だったが、選挙前日は音楽フェスの如く、たくさんの人だかりができていた。
僕は京都府民ながら、実家が神戸市内、レッスン先が三宮。何かと近い関心事だった。斎藤氏の演説場所とレッスン場所はほぼ目と鼻の先ながら屋内で窓なしで見たことはなかった。
「レッスンしてる間にあんなことなってたん!?」とびっくりした印象がある。選挙1週間前は大雨だったが、たくさんの人だかりだったとニュースで聞いた。
YouTube、SNSで拡散したとて、逆境は変わらないだろうとは思ってたし、メディアも稲村氏が優勢である報道だった。僕が兵庫県民なら稲村氏に1票入れたと思う。
それを覆す結果となってしまうと、
「あの不祥事は一体なんやったん??」
と考えてしまう。なぜ、あれだけ印象最悪になった斎藤氏に対し「救いたい」「県政を託したい」と思う県民が多かったのだろうか?投票率が上がったとて、疑問は尽きず、考えてもキリがない。
斎藤氏が再び県政を引っ張っていくことになるが、ちゃんと反省し、立て直していくことはできるのか。外野で見てただけの人間が言うのもアレだけど、身近な場所だけに目は離せない。テレビやラジオ見聞きしたら、動向は自然に入ってくるだろうし。
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