助っ人10両
梅田で降りて大阪駅から新快速で神戸へ。「モーニング」で腹を満たしてきた。そこから折り返してJRで三ノ宮へ。ここから阪急へ乗り換える。ここでは種別のレア度と車両のレア度が高く、「助っ人」とも呼べるある列車へ乗り込む。
8時台
ラッシュピークの神戸三宮駅。撮れてないが、先発する側のホームはかなりの人だった。そんな僕は次発側の方へ。
少し待つとお目当ての「通勤特急/大阪梅田行き」がやってきた。朝方の特急は全て「通勤特急」となって停車駅が増える。いろんな車両が使われる中、この通勤特急は一味違う。
阪急最長
分かりづらいが、実は
10両編成
8両が大半の阪急では最長編成。朝方のみで珍しい。かつては京都線、宝塚線でも見られた。しかし、コロナ禍のダイヤ改正で8両に統一。今は神戸線だけで見られる。
朝以外、爆睡
また、使われる車両は
10両に固定
神戸方面の先頭が「女性専用車両」
連結部分には幌が常時固定。
故に平日朝以外は車庫で“爆睡している”。アルバイターの僕によく似てる。
2両だけ
車両に関してもレア。「6000系」は宝塚線や支線でよく見られる。ただ、神戸線では2両のみ。かつ「通勤特急専用」。8両の「7000系」とバディを組んで、阪神間の朝ラッシュを支えている。
乗ってみたい異端児
「6000系」以外にも数本「通勤特急専用」がいる。そのうち2本は初物づくしの「異端児」これにも乗ってみたいもの。
三宮出発
新開地からの「通勤特急」と同じく普通を先発させた後、神戸三宮を出発。8時台ラッシュアワーのピーク、すぐ各駅停車に追いついてしまう。
通勤客を拾いながら東へ。
ただ、六甲を過ぎるとすぐスピードを上げてくる。その後、岡本、夙川と通勤客を拾ってく。
西宮北口駅はホームが独特。ホームが両側にあって、降りる人と乗る人を分けている。昼間は各駅停車が使い、「特急」は真っ直ぐ入れる線路を使う。しかし、ラッシュ時はこれを逆転させて利用が集中する特急の混雑緩和に役立ててる。
西宮北口の次は塚口駅。「特急」と「通勤特急」の違いはここに止まるか否か。朝ラッシュは前に詰まりやすい。その上、マンションの多いベッドタウンで人も多く、伊丹方面との分岐点。ここに止まるだけでもちょうどいい。この他、「準特急」「通勤急行」など「特急」以外は全部止まる。
プレイリスト
朝っぽい曲をかけまくる。意外にもスピードが出るし、遅延も少なくて楽しく聴けた。
終点へ
そして、大阪梅田へ到着。
9時前になると「助っ人たち」は西宮北口の車庫へ帰ってく。