関東ローカルのチェーン店
先日の東京旅行ではチェーン店に入る機会が多かった。とは言っても全国的なのではなく
関東ローカル
バラエティ番組を中心に名前は聞くけれど、店舗の展開範囲を調べると関東地方にしかないチェーン店は数多い。関西住んでる身としてはそことの味の違いも比較しながら食べてきた。
日高屋
「地下鉄博物館」に立ち寄った後、向かったのは「日高屋」。「激安」が売りの中華系のチェーン店。
熱烈中華食堂
とデカデカと書かれた看板は関東人にとっては見慣れたものだろう。
ちなみに、料理研究家「リュウジ」さんも動画内でよく通っていると公言していた。その上、名物と言われる「バクダン炒め(コチュジャン炒め)」を再現していた。個人的にここで初めて知って、それだけ名が知られているのがよくわかる。
「地下鉄博物館」の近くでとも思ったが、1駅先。さらに直前から突然の雷雨に見舞われた。それで考えた結果、地下鉄の出口から行きやすい門前仲町の店舗へ。
中へ入って注文。関西では見かけない「ローテンション塩対応」にびっくりしつつも、ちゃんとやってきた。
「チャーハン」+「餃子」という中華二大巨頭でセレクト。
まずはスープを飲んでみると
塩辛っ!!!
「王将」と比べると比較的塩っ気が強いのような気がする。関西住んでるとなかなか無いぐらい。
お次に、チャーハン。こちらは中華チェーン特有の油を纏ったパラパラな感じが良い。
そして、餃子の方は、かなりシャキシャキ。個人的に好きな「551蓬莱」の餃子に「王将」の油っこさを加えたような感じ。
スープを飲むと「関東人好みやなぁ」とは思ってしまう関西人の僕。ただ、それ以外はごくごく普通に中華屋。今度はリュウジさんオススメの「バクダン炒め」を食べてみようか。
おむすび権米衛
コント番組『新しいカギ』の1コーナーでロケをしていたのをきっかけに知ったお店。
東急田園都市線に乗る前に小腹が減って、中央林間駅の「おむすび権米衛」で腹ごしらえ。
オーソドックスに南高梅とツナマヨ。ツナマヨは玄米仕様をチョイス。かなり大きくて食べ応えがある。おにぎりもできたてでもちもち、ふっくら。関西にも1店舗ほしい。
名代富士そば
全国ネットのバラエティや漫才のネタなどでよく名前が出てくるこのお店。上記の「タイムマシーン3号」の漫才にも一瞬出てくる。関東住んでいなくても「あ!聞いたことある!」という人は少なくないかもしれない。
ただ、こちらも店舗網を調べると関東ローカル。しかも、東京都と取り囲む「1都3県」にしか存在しない。それでも、名前だけ聞くから美味しいだろうなぁと…そして、「関東だし」ってどんなんかなぁ〜と。
そんなわけで確かめに「赤坂見附」駅前の「富士そば」に行ってきた。
今回はかき揚げそば。そばのつゆは関東風の塩辛いだし。名古屋駅の「きしめん」で既に食べているから、慣れるのに苦労はしない。
さらに翌日、「荻窪」駅前でも行ってみた。
ここでは「かつ丼」を食べてみた。ただ、関西とはだしの甘さ加減が違う。さらに玉子が固いのが気になった。「せっかちな江戸っ子気質」の現れ?とも思ったが、なんで固かったのかは分からない。
関西人にとっては、ある意味「ご当地チェーン」とも言えるところでご飯を食べてきた今回の旅。東西の味の違いというのもあるから意外にこういうのも面白いもの。でも、その土地ならではおいしい名店とかを次は食べてみたい。