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バイパスをのんびりと。

中途半端なタイミングながら「快速みえ」に乗った後の続き。松阪から津までやってきて、ここからは伊勢鉄道で四日市を目指す。

「バイパス」を北上

41分の普通列車へ。
ライバルに向かって大々的に自己主張。そういや金山駅にもこんなんあったなぁ。

行きは「快速」だったが、帰りは「普通」で。

イセⅢ形
第1号が営業開始して丸20歳。
番号は100番台。
ボックスとロングシート。
ヒーターにはBUSの文字。よく見るとなんか簡素。
運転台。

伊勢鉄道の普通列車は「イセⅢ形」という「第3世代」。他の第三セクターでもよく見かける角張ったビジュアルと「ボックス+ロングミックス」の車内が特徴。「バスヒーター」を使うなどコスパも良い。

津駅を発車し、しばらくは高架線や盛り土の上。2車線分用意されてはいるが、今のところ2車線にするつもりはないみたい。

この当時は桜の一番のシーズン。沿線にはやはり桜。そして、春の麗らかな空の下快調に駆ける。

ホームに白い点線、階段に赤いライン。
「マリオカート」やってそう。
字面が「ドーム前千代崎」

「鈴鹿サーキット稲生いのう駅」。駅名通りの最寄駅でホームの床には白い点線が引かれている。街中をお構いなしに駆け抜ける「マリオサーキット」が始まってもおかしくなさそう。

長めのホーム。年に1度のために。

普段は普通列車しか停まらないこの駅には「F-1」開催時に快速、特急が臨時停車し、普通列車は大増結、JRから「ヘルプ」もやってくる。

玉垣駅。車庫がある拠点。
100㎞/hをマーク。

2車線に入ると途端に速度が上がる。このタイプの車両が走る区間は基本的に単線で70㎞/h、出せても90㎞/h。異例のハイスピードだ。

河原田かわらだ駅からはJR関西線へ。そうすると、四日市の工場地帯へ入ってく。

桜並木×きのこ帝国

そんな中で現れた桜並木。「快速みえ」から見えて、撮りたくて動画を撮ってみた。

そこに「きのこ帝国」の『桜が咲く前に』を合わせてリールも作ってみた。

その他のプレイリストはこちら。

工場と貨物ヤード

四日市の工場群。
貨物専用線

そうやって楽しんで四日市へやってきた。

JR四日市駅の構内は広い。
セメント貨車もいる。
緑で統一されたタンク車。
DF200形「レッドベアー」本来は北海道向けだったが、旧型車の置き換えでここにも勢力を拡大した。
赤いクマさん。「アイミー」というご当地モデルもいる。
たくさんのコンテナ。
HD300。最新鋭のハイブリッド機関車。

近鉄の方が中心で工場や貨物ヤードの多いところではあるが、JRはこちらで栄えてきてる感がある。

込み込みの「みえ」

ここからは再び「快速みえ」。帰りは「自由席」に乗ったが、かなり混んでいた。2両で片側は指定席。18きっぷシーズンだからなのかもしれないが、なかなかキツい。

弥富駅。名鉄と改札レスで乗り換えできるが、本数は少なめ。
急行を追い抜かす。スピードでは勝ってる。
アーバンライナー。
名古屋のビル群。

混雑に揉まれながらも、名古屋へ。そこから家へ帰った。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。