見出し画像

山種美術館 / HAPPYな日本美術

2025年新年から開催されているおめでたい展覧会へ。まずは山種美術館で開催されている『HAPPYな日本美術』。山種美術館は初めて訪れます。恵比寿駅から駒沢通りを歩いて10分ほど。途中にダビテ像があって驚きが。。その先に山種美術館が見えてきます。
私みたいな50歳手前の人は山種証券を覚えていますが2000年にさくらフレンド証券になって2003年にSMBCフレンド証券になりました。その山種証券創業者の山崎種二が日本画を中心に蒐集した美術品を中心に山種美術館が作られました。

本展では、長寿や子宝、富や繁栄など、人々の願いが込められた美術に焦点をあて、おなじみの松竹梅や七福神をはじめ、現代の私たちにとってもラッキーモティーフといえる作品をご紹介します。また、ユーモラスな表現、幸福感のある情景など、見る者を楽しく幸せな気持ちにする力を持った作品も展示します。
伊藤若冲《鶴図》(個人蔵)には、長寿を象徴する鶴が躍動感あふれる描写によって水墨で表されています。また、川端龍子は子孫繁栄を象徴する画題で、子どもたちが象と戯れる平和な情景を《百子図》(大田区立龍子記念館)に描きました。さらに、猪を抱えてうれしそうな表情の《埴輪 猪を抱える猟師》(個人蔵)は、見る者を楽しい気持ちにしてくれます。2025年の干支にちなみ、蛇を描いた作品もご堪能ください。
古墳時代から近代・現代まで、幅広いテーマのHAPPYな日本美術を通して、年末年始に心温まるひとときをお過ごしいただければ幸いです。

山種美術館/HAPPYな日本美術Webサイト

今回は展示品1点を除いて写真撮影NGです
入って右側に行くと展示がスタートします。横山大観、川端龍子、川合玉堂、竹内栖鳳、伊藤若冲などなど、超有名な絵師が登場します。

新春らしく明るい感じで2月に行かずにもっと早く行けばよかったけど。

目を引いたのはフライヤーに登場する川端龍子の百子図。川端龍子は伝統的な日本画を描いていたイメージがあったのですが、この絵は戦後に象が来た時に子供たちが喜んでいるモチーフを描かれていて、確かにHAPPY感があふれています。
横山大観の『心神』や『蓬莱山』、伊藤若冲の『鶴図』や叭々鳥を描いた『叭々鳥図』あとは動き出しそうな『伏見人形図』、川端龍子の『華曲』などなど、新春に相応しい絵画が並んでいます。
おめでたい日本画を十分に満喫してきました。

図録付きのチケットを購入したので、第一と第二展示室の間にあるミュージアムショップで取り換えてくれました。

会期:2024年12月14日(土)~2025年2月24日(月・振休)
会場:山種美術館
開館時間:午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日[1/13(月・祝)、2/24(月・振休)は開館、1/14(火)は休館、12/29(日)~1/2(木)は年末年始休館]
入館料:一般1400円(1200円)、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
https://www.yamatane-museum.jp/exh/2024/happy.html

いいなと思ったら応援しよう!