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空間と作品/アーティゾン美術館
東京駅周りの美術館の2件目はアーティゾン美術館。
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私みたいなおっさんだとブリヂストン美術館の方が聞きなじみがあるし
九州に住んだことがあるから石橋美術館のつながりと思うわけですよ。
今回は『空間と作品』を取り上げています。
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美術館の展示室に整然とならぶ美術品、それらは、今日誰もが鑑賞することのできる公共的なものとなっています。ですが、その美術品が生まれた時のことを振り返ると、それは邸宅の建具として作られたり、プライベートな部屋を飾るためにえがかれたりと、それを所有する人との関係によって生み出されたものであることが分かります。また、時を経る間に、何人もの手を渡り、受け継がれてきたものもあります。
この展覧会では、モネ、セザンヌ、藤田嗣治、岸田劉生、琳派による作品や抽象絵画まで、古今東西、様々な分野の作品からなる石橋財団コレクション144点によって、美術品がどのような状況で生まれ、どのように扱われ、受け継いでこられたのか、その時々の場を想像し体感してみます
石橋美術館といえば、久留米出身の青木繁で知っていたのですが、ピカソやセザンヌ、ルノアールを展示しています。
このような企画展は日本・海外・新旧含めたさまざまな絵画を見ることができるのがうれしいこと。ただし、しっかりとした企画がないと取っ散らかることがあるのですが、こちらはまとまっていた感じ。
私が初めて知ったのが古賀春江。『遊園地』や『素朴な月夜』などポップというかシュールというか、なんとも言えない感じに惹かれました。この人も久留米出身なのですね。
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しっかり見るのは初めてだったのが青木繁の『海の幸』。
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東京駅近くでこんな楽しい空間があったのですね