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座っていも、スポーツをしても腰が痛くなる少年
皆さんこんにちは!理学療法士のYoshiki(@PtGekikara)です。
今回の記事は私が経験した症例をもとに記事を記載していきます!題名にもある通り、腰痛がある少年です。
少年で腰痛がある場合は必ず考えるべき疾患は腰椎分離症です。腰椎分離症が進行してしまうと、分離すべり症に移行し、将来の脊髄神経の圧迫や偽関節によりメカニクスの変化が生じてしまいます。
ですが、腰椎分離症を初期~中期で発見することができれば、まだ骨癒合の可能性が得られるので、初期~中期での発見・対応が重要になります。
腰椎分離症とは?
・腰椎分離症は椎間関節を形成する上関節突起と下関節突起から後方へ伸びる、関節突起間部(pars interarticularis)に繰り返しストレスが加わることで生じる疲労骨折です。
体幹を伸展-回旋させると関節突起間部にストレスが集中するため、体幹の伸展-回旋を繰り返すスポーツに多く発症します。
今回の症例は1ヵ月前より、腰痛が続いており、腰椎分離症を疑った症例です。私が、この症例に対してどのような評価・介入を行ったのかを記載していきます。
1.評価前~問診まで
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