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腰椎分離症のスポーツ復帰
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腰椎分離症は野球やサッカー、バレーボールなどスポーツに従事している青少年多いです。私がサポートしているサッカーチームにも腰椎分離症の既往歴がある、現在治療中の選手がいます。
腰椎分離症は小学生~高校生まで幅広い年齢で発症するイメージがありますが、「年齢・発症時期によって腰椎分離症の何が違うのか?」と言われるとみなさんうまく説明できますか?
今回の記事は腰椎分離症を「0」から学びなおす記事です!なので、この記事は腰椎分離症について詳しく知らない方向けです!
この記事の内容は
・腰痛分離症の病態がわかる
・腰椎分離症の病期がわかる
・腰椎分離症の評価と治療がわかる
以上の3つとなります!それでは早速いってみましょう!
1.腰椎分離症の病態
腰椎分離症は1782年にHerbinauxが最初に報告し、1855年にRobertが主要因は関節突起間部(pars interarticularis)のすべりが主要因としています。
腰椎分離症は椎間関節を形成する上関節突起と下関節突起から後方への伸びる、関節突起間部(pars interarticularis)に繰り返しストレスが加わることで生じる疲労骨折です。
疲労骨折と考えられている理由は
・胎児、新生児には分離が認められない
・歩行していない場合は認められない
・スポーツ選手やアテトーゼ型の脳性麻痺に多い
などから、腰椎分離症は疲労骨折であると考えられています。
2.腰椎分離症の発生メカニズム
発生メカニズムを簡単に言うと
「体を捻じったり、沿ったりを繰り返して、ストレスに耐えられなくなって骨が折れた」
では、「なぜ?体を捻じったり、沿ったりすると骨が折れてしまうのでしょうか?」
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