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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

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#膝関節

膝蓋下脂肪体由来の痛み ~動きから痛みを捉える~

膝関節には、膝蓋骨上脂肪体、後部脂肪体、膝蓋下脂肪体、大腿前脂肪体が存在します。その中で、膝蓋下脂肪体(以下:IFP)は大腿骨・脛骨・膝蓋骨の間に存在する脂肪体で、膝関節周辺で最も大きな脂肪体になります。

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膝蓋下脂肪体 ~3つの役割~

膝関節周辺には多くの組織が存在します。そのため、評価-介入するうえで組織の解剖・役割を知ることは大切だと思います。

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変形性膝関節症に対する大腿四頭筋のトレーニング ~どの程度鍛えたらよい?~

変形性膝関節症は日本のみならず、世界の人々が苦しめられている整形外科的疾患と言っても過言ではありません。 KOAの症状はさまざまですが、主に「膝関節の疼痛、下肢筋力低下(四頭筋)、膝関節不安定性、関節のこわばり、身体機能低下」などが挙げられます。

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medial meniscus extrusion(MME) ~膝痛と膝OAへの関与~

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内側半月板後根断裂(MMPRT) 膝関節骨壊死や変形性膝関節症に繋がる重要な概念を知る!

日本では膝OAの患者数は一番多く、2530万人いると推定されており、40歳以上の男性では40%、女性は60%と有病率はかなり高いです。

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大腿筋膜張筋と腸脛靭帯は本当に悪者なのか?

大腿筋膜張筋(以下:TFL)と腸脛靭帯(以下:ITB)は臨床において、よく着目される、組織だと思います。よく悪者扱いされる組織ですが、本当にTFLやITBに問題が生じているのでしょうか?

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しゃがみ込み出来ますか?

みなさんこんにちは!理学療法士のYoshiki(@PtGekikara)です。 突然ですが皆さんは”しゃがみ込み”は出来ますか? なぜこのようなことを尋ねるかというと、しゃがみ込みは”障害リスク”のスクリーニングが出来る動作のうちの1つだからです。 私はクリニック勤務なので、シーバー病や足関節捻挫後の子供たちにはしゃがみ込みの評価を必ず行います。また、足関節疾患だけなくシンスプリントやオスグッドシュラッター、グローインペインなどの疾患を持つ子供たちにも実施することが多い

膝OAと足部の切っても切れない関係性

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スクリューホームムーブメント(SHM)の基礎から治療まで!

膝関節伸展を行う上で、スクリューホームムーブメント(以下:SHM)は重要になります。SHMは大腿骨と脛骨の骨形態によって、主として生じると考えられており、”膝関節伸展0°~30°の間において、脛骨の外旋が大きく生じる”ことをいいます。

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膝関節伸展制限 ~後方組織の問題を紐解く~

膝関節伸展制限が存在すると ・術後の患者の転帰が悪化する ・異常歩行を引き起こす ・膝OAの発症リスクの増大 ・膝関節伸展筋力の低下 などといった問題が生じます。 膝関節伸展制限と歩行の関係性を考えてみると、伸展制限が存在すると立脚期における十分な安定性と荷重分散が行えません。そのため、四頭筋の活動が大きくなり、関節への負荷(圧縮ストレス)も増大します。また、膝関節不安定性や負荷が増大することで関節変形や疼痛に繋がります。 機能面だけではなく、膝関節伸展制限は日常生活にも

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内側広筋斜頭と膝関節機能 知っていることは真実ですか?

皆さんこんにちは!理学療法士のYoshikiです! 今回は臨床で着目されている内側広筋斜頭について記載していきたいと思います。内側広筋斜頭が「なぜ?」臨床で着目されているのかというと... ・膝蓋骨の内側安定性を高める ・膝関節最終伸展域で筋活動が高くなる ・膝蓋大腿関節症では、内側広筋が萎縮している などがあり、非常に重要な役割が多いからです。 なので、臨床において内側広筋斜頭を強化する介入が多く行われています。 ここで一つ疑問になるのが... 本当に内側広筋斜

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膝関節伸展制限 ~大腿四頭筋の関与~

膝関節伸展制限が存在すると多くの問題が生じます。機能面だけではなく、膝関節伸展制限は日常生活にも影響を与え、階段昇降や立ち上がりにおける、努力量の増大や動作時の疼痛に繋がる可能性があります。 そのため、膝関節伸展制限を放置しておくことは、将来の関節変形や日常生活レベルの低下、膝関節疼痛の出現リスクを高めていると言っても過言ではないと思います。 膝関節伸展制限の原因としては、変形性膝関節症やスポーツ外傷に伴うものや膝関節術後に生じる可能性があります。しかし、膝関節伸展制限の

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膝の安定化機構 MCLの基礎~介入

膝関節の安定化に関与する組織は筋肉や半月板、関節包、支帯、靭帯などさまざまです。 今回は膝関節内側側副靭帯(以下:膝MCL)の機能解剖について、記載して生きたいと思います。 それでは、膝MCLについて行ってみましょう! 1.膝MCLの解剖みなさん、膝MCLの解剖の印象はどんな感じですか? おそらく、こんな感じのイメージの方が多いと思います。 このイメージは間違っています!!! 実は靭帯は関節包が肥厚した部分なので、このように単一で存在しているわけではないです。また、

膝窩筋の解剖と機能

膝関節の疼痛の原因として考えられる主要な組織は内側側副靭帯、半月板、鵞足、膝蓋下脂肪体などが挙げられます。 今回はそれらの主要な組織を差し置いて、膝窩筋について解説したいと思います! 「えっ!なんで?」と思った方もいらっしゃると思いますが、膝窩筋は人体の中で渋い働きをしている組織です! みなさん、膝窩筋ってマイナーなので、「名前だけ聞いたことがある筋肉!」ってなっていませんか? 今回の記事では解剖を一から解説していきたいと思います! 1.膝窩筋の解剖学膝窩筋(pop