マガジンのカバー画像

週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

マガジン名を変更し、内容もリニューアルしています!リニューアルした記事は値上げしますので、早めの登録がおすすめです! このマガジンでは運動器の文献から得た知識をまとめて発信しま…
twitterでは書ききれない内容をこちらのプラットフォームで見ることが出来ます!1500~200…
¥500 / 月
運営しているクリエイター

#膝関節

膝蓋下脂肪体由来の痛み ~動きから痛みを捉える~

膝関節には、膝蓋骨上脂肪体、後部脂肪体、膝蓋下脂肪体、大腿前脂肪体が存在します。その中で、膝蓋下脂肪体(以下:IFP)は大腿骨・脛骨・膝蓋骨の間に存在する脂肪体で、膝関節周辺で最も大きな脂肪体になります。

¥300

膝蓋下脂肪体 ~3つの役割~

膝関節周辺には多くの組織が存在します。そのため、評価-介入するうえで組織の解剖・役割を知ることは大切だと思います。

¥300

変形性膝関節症に対する大腿四頭筋のトレーニング ~どの程度鍛えたらよい?~

変形性膝関節症は日本のみならず、世界の人々が苦しめられている整形外科的疾患と言っても過言ではありません。 KOAの症状はさまざまですが、主に「膝関節の疼痛、下肢筋力低下(四頭筋)、膝関節不安定性、関節のこわばり、身体機能低下」などが挙げられます。

¥300

medial meniscus extrusion(MME) ~膝痛と膝OAへの関与~

¥300

内側半月板後根断裂(MMPRT) 膝関節骨壊死や変形性膝関節症に繋がる重要な概念を知る!

日本では膝OAの患者数は一番多く、2530万人いると推定されており、40歳以上の男性では40%、女性は60%と有病率はかなり高いです。

¥300

大腿筋膜張筋と腸脛靭帯は本当に悪者なのか?

大腿筋膜張筋(以下:TFL)と腸脛靭帯(以下:ITB)は臨床において、よく着目される、組織だと思います。よく悪者扱いされる組織ですが、本当にTFLやITBに問題が生じているのでしょうか?

¥300

しゃがみ込み出来ますか?

みなさんこんにちは!理学療法士のYoshiki(@PtGekikara)です。 突然ですが皆さんは”しゃがみ込み”は出来ますか? なぜこのようなことを尋ねるかというと、しゃがみ込みは”障害リスク”のスクリーニングが出来る動作のうちの1つだからです。 私はクリニック勤務なので、シーバー病や足関節捻挫後の子供たちにはしゃがみ込みの評価を必ず行います。また、足関節疾患だけなくシンスプリントやオスグッドシュラッター、グローインペインなどの疾患を持つ子供たちにも実施することが多い

膝OAと足部の切っても切れない関係性

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

膝関節内側部痛の見かた ~MCL・鵞足・半月板~

膝関節内側部痛と言っても、膝関節内側には多くの組織があり、どの組織が疼痛の原因となっているのか判断が難しい場合があります。 膝関節内側で疼痛を引き起こす組織としては ・骨 ・関節包(滑膜) ・神経(伏在神経) ・筋肉(鵞足等) ・MCL(付着部) ・半月板 ・靭帯 これらの組織の中で何が疼痛の原因となっているのか、正しい評価をしなければ、たとえ介入方法が正しかったとしても、効果を出すことができません。 では、どのように評価を行っていけばよいのでしょうか? 残念ながら

スクリューホームムーブメント(SHM)の基礎から治療まで!

膝関節伸展を行う上で、スクリューホームムーブメント(以下:SHM)は重要になります。SHMは大腿骨と脛骨の骨形態によって、主として生じると考えられており、”膝関節伸展0°~30°の間において、脛骨の外旋が大きく生じる”ことをいいます。

¥500

膝関節伸展制限 ~後方組織の問題を紐解く~

膝関節伸展制限が存在すると ・術後の患者の転帰が悪化する ・異常歩行を引き起こす ・膝OAの発症リスクの増大 ・膝関節伸展筋力の低下 などといった問題が生じます。 膝関節伸展制限と歩行の関係性を考えてみると、伸展制限が存在すると立脚期における十分な安定性と荷重分散が行えません。そのため、四頭筋の活動が大きくなり、関節への負荷(圧縮ストレス)も増大します。また、膝関節不安定性や負荷が増大することで関節変形や疼痛に繋がります。 機能面だけではなく、膝関節伸展制限は日常生活にも

¥500

内側広筋斜頭と膝関節機能 知っていることは真実ですか?

皆さんこんにちは!理学療法士のYoshikiです! 今回は臨床で着目されている内側広筋斜頭について記載していきたいと思います。内側広筋斜頭が「なぜ?」臨床で着目されているのかというと... ・膝蓋骨の内側安定性を高める ・膝関節最終伸展域で筋活動が高くなる ・膝蓋大腿関節症では、内側広筋が萎縮している などがあり、非常に重要な役割が多いからです。 なので、臨床において内側広筋斜頭を強化する介入が多く行われています。 ここで一つ疑問になるのが... 本当に内側広筋斜

¥300

膝関節伸展制限 ~大腿四頭筋の関与~

膝関節伸展制限が存在すると多くの問題が生じます。機能面だけではなく、膝関節伸展制限は日常生活にも影響を与え、階段昇降や立ち上がりにおける、努力量の増大や動作時の疼痛に繋がる可能性があります。 そのため、膝関節伸展制限を放置しておくことは、将来の関節変形や日常生活レベルの低下、膝関節疼痛の出現リスクを高めていると言っても過言ではないと思います。 膝関節伸展制限の原因としては、変形性膝関節症やスポーツ外傷に伴うものや膝関節術後に生じる可能性があります。しかし、膝関節伸展制限の

¥500

分裂膝蓋骨 まとめ!

初めて有痛性分裂膝蓋骨の症例を担当しました。外側広筋や大腿筋膜張筋が影響する程度のことは知っていたのですが、いざ症例を担当すると「全然、分裂膝蓋骨について知らない💦」となりました みなさんは分裂膝蓋骨についてどこまでご存知ですか? この記事は「分裂膝蓋骨に全然知らない」という方に向けの記事です! 一緒に分裂膝蓋骨について勉強していきましょう! 1.分裂膝蓋骨とは?膝蓋骨は3~5歳で骨化します。膝蓋骨の骨化は徐々に拡大していきますが、骨化不十分だと膝蓋骨の副骨に繋がると