マガジンのカバー画像

週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

マガジン名を変更し、内容もリニューアルしています!リニューアルした記事は値上げしますので、早めの登録がおすすめです! このマガジンでは運動器の文献から得た知識をまとめて発信しま…
twitterでは書ききれない内容をこちらのプラットフォームで見ることが出来ます!1500~200…
¥500 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2024年10月の記事一覧

子供の「扁平足」これは問題なのか?

足は唯一地面に接する部分で、バランスや運動に重要な役割があります。最近では「足育」という言葉も出てきており、子供の足部の発達にも関心が出てきています。 そのため、一般の方たちにも足の知識が広がりつつあります。足の知識が伝わり事はとても良いことだと思うのですが、間違った伝わり方があることも事実です。 例えば、「扁平足=悪い」という認識が広がっている現状があり、子供の足の形を気にする保護者の方は多くいます。私の勤務するクリニックでは、「子供が扁平足と言われたので見て下さい」と

¥300

捻挫で必ず評価するべき部位 前下脛腓靭帯損傷を見逃すな! ~不安定性や変形リスクの増大~

1.AITFLの解剖と機能足関節捻挫は最も多い外傷のうちの1つになります。その中でも、約20%はSyndesmotic靱帯の損傷が生じると報告されています。Syndesmoticは遠位脛腓関節を指しますが、Syndesmotic損傷はSyndesmotic靱帯損傷を示すことが多いです。 まずは遠位脛腓関節とSyndesmotic靱帯について簡単に説明します。遠位脛腓関節は脛骨遠位凹面と腓骨遠位凸面の間の線維性関節になります。この関節面を安定化させるために、Syndesmot

¥300

肩甲下筋の機能 ~解剖を詳しく見ていくとわかる肩関節内旋以外の重要な役割とは?~

肩甲下筋は回旋筋腱板の総筋量の53%を占め、最も強力な回旋腱板筋です。肩の主要な内旋筋として作用し、肩関節前方の安定性やDepresser機能(下方牽引)として作用しています。

¥300