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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

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2024年7月の記事一覧

腓腹筋に機能低下が生じると ~足関節底屈以外の知るべき役割~

腓腹筋は大腿骨内側上顆・外側上顆から起始し、アキレス腱を介して踵骨に付着する筋肉です。腓腹筋はヒラメ筋に次いで、下腿後面に存在する大きな筋肉です。

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腹横筋 ~3つの作用と腰痛への関与~

突然ですが、皆さん腰痛の生涯発生率はどれくらいかご存じでしょうか?皆さんの中にも腰痛を一度は経験したことがある方も多いと思います。実際に、腰痛の生涯発生率は60~80%もあると報告されています。 厚生労働省の調査によると"男性で「腰痛」の症状を訴えている方の割合が最も高く、女性でも全体の第2位になります”。(2019年 国民生活基礎調査の概況 - 厚生労働省)。そのため、腰痛は国民病と言っても過言ではないと思います。 腰痛の発症には多くの要因がありますが、1つの重要な要因

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肩・膝・足関節から考える関節原生筋抑制 ~筋力低下の原因は筋以外にもある~

今回の記事では、臨床でよく問題となる「関節原性筋抑制」について考えていきたいと思います。まず「関節原性筋抑制」という言葉を初めて聞いた方もいらっしゃると思いますので、簡単に言葉の意味について説明していきたいと思います。 関節原性筋抑制(Arthrogenic muscle inhibition:AMI)は筋肉自体は損傷していないが損傷した関節を囲む筋肉の反射的で継続的な神経抑制が生じることと記載されています。簡単に言うと「筋肉に問題はないが損傷した関節周囲の筋力低下が生じる

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