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”肩関節周囲炎や投球肩障害の方が来院されたらどのような評価を実施していますか?” 屈曲可動域、1st・2nd・3rdの内外旋、腱板周囲筋の筋力、インピンジメントの有無など肩甲上腕関節の評価を実施することが多いと思います。
まず、足趾把持筋の役割で一番最初に思い浮かぶものとして「バランスor姿勢制御」が挙げられると思います。足趾把持筋力は、立位や歩行時の姿勢制御に重要な役割を果たします。
皆さんにはこのような経験はありませんか? ”肩関節屈曲可動域はある程度改善できたのに、肩関節外転可動域が改善してこない。痛みも伴っている…”
肩関節の疼痛の原因には多くの組織が関与します。その中でも、肩峰下滑液包(以下:SAB)は、疼痛を引き起こす主要な組織と考えられています。