結帯動作 軟部組織への介入を考える
肩関節疾患では”結帯動作”の獲得に難渋することが多いです。特に、凍結肩の患者では時間がかかる印象です。
結帯動作は”肩関節内旋制限”の印象があると思いますが、結帯動作はそこまで単純な動作ではなく、肩関節内旋制限が改善したからといって、結帯動作も改善するわけではありません。
結帯動作の動きは肩関節内旋が互換的に使用されることが多く、”結帯動作の制限=肩関節内旋制限”と考えられることもしばしばあります。私が整形外科に就職した当時はそう考えていました。しかし、多くの研究で結帯動