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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

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2020年5月の記事一覧

前鋸筋の機能 ~肩甲骨の安定と運動~

今回は前鋸筋の機能について考えていきたいと思います! 内容としては大きく分けて3つ分類して記載していきたいと思います!

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「Scapular dyskinesis」って何?

この記事は夜遅くに書いています!ですが、これでテンションが上がっているので、一気に書き進めていきます! みなさん、「Scapular dyskinesis」ってご存知ですか? 恥ずかしながら、私は最近までよく知りませんでした。ですが、私のTwitterのタイムラインに「Scapular dyskinesis」がすごく出てくるので、もう調べずにはいれませんでした。 いざ「Scapular dyskinesis」を調べていくと出てくる出てくる、全然知らんかったことが💦 な

関節拘縮について私なりのまとめ~病態から治療まで~

以前Twitterの中で関節拘縮について議論されていました。今回の記事では私が考える関節拘縮の病態と治療について、記載していきたと思います。 1.関節拘縮の定義ですが関節周囲軟部組織の器質的変化に由来した ROM 制限 とされており、固定期間の有無については記載されていません。また、当たり前ですが関節周囲の組織の変化とされており、関節周囲の組織変化ではない場合、拘縮とは言えません。 2.関節拘縮は治るのか?

足関節捻挫への介入 パート2

足関節捻挫は軽く考えられることが多い疾患です。 患者さんで、よく聞かれるのは ・捻挫だから大丈夫だと思った ・すぐに歩けたし、痛くなかったから放置していた ・捻挫で病院に行くのがめんどくさいから また、医療関係者でも捻挫を軽く考えていることが多いと思います。 ・ギプスで固定して終わり ・骨は折れていないから、湿布貼っておいてね ・ギプス固定3wして、骨はもう大丈夫だからといわれてた もちろん、固定を行うだけで症状が改善する方もいらっしゃいますが、改善しない方もいます

手関節の動的な安定性を提供するには?

手関節に介入するセラピストって少ないのかなって思っています。私も病院勤務時代はほとんど介入する機会はありませんでした(作業療法士に任せっきりだったこともありますが💦)。 手関節は足関節と一緒で骨も多いし、筋・腱・靭帯も細々していて、苦手意識がある方も多いと思います。私は苦手+関わる機会がほとんどなかったので、勉強していませんでした。 ですが、クリニックで働き始めると、手関節に機能障害や疼痛を抱えている方が多く来院されます。 例えば ・橈骨遠位端骨折 ・母指CM関節症 ・