わたしとアーユル/出会う前のわたし
わたしとアーユルヴェーダとの関係を改めて見つめたいなと最近思いました。
発信して3年、仕事にして2年。
この期間、わたしの暮らしにアーユルヴェーダが入って・馴染んでいくまで、そしてこれから先もっと染み込んでいくところまでを考えたいなと。
わたしは23歳くらいの時に、とてもしんどい時期があって。何人もの自分が常に自分の中で喧嘩をしているような感覚でいました。
そこに沢山の他人の声が折り重なって、何が本当で何が偽りなのか全くわからない状況になりました。
他人の素敵だな羨ましいなと思うパーツをみつけて、それを無理矢理自分にカスタムして、よく見せようとしたり、その人のように振る舞ったりして。
カスタマイズしすぎて、おおもとの自分が何重にも何層にも覆われているし、会う人や環境にあわせてコロコロ変えるもんだから、『あれ、この人と話す時のわたしってどんな感じだったっけ?』なんて意味のわからないことになったりして、きっと周りも大変混乱させてただろうと思います。
そんな精神でいるので、身体ももちろんズタボロで、調子がいいな!とか絶好調だせ!みたいな日はゼロなのは、まあ当たり前です。
25歳くらいでヨガインストラクターの資格をとって、レッスンをするようになった時に、生徒さんが『冷え性を治したい』とか『眠りが浅い』とか、ヨガだけの知識じゃ何も言えない自分と出会って、身体の内側のこととか、食事・栄養とか、メンタルみたいなことに興味を持ち始めたときに辿り着いたのが、アーユルヴェーダでした。
誰かのためになんて思って学んだけれど、一番アーユルヴェーダが必要だったのは当時の自分だと思います。
色々な角度でアーユルヴェーダを知って、少しずつ実践をして、人に伝えたりもして、ここまできました。
今は色んなカスタムや着ぐるみが脱げて、ほんとうに身軽になったし、肩の力が抜けています。とても居心地が良いです。
アーユルヴェーダをツールにして、本来の自分でいることができているなぁという感覚です。
これからアーユルヴェーダと共に新しいチャレンジをしていこうと思っている今。わたしとアーユルヴェーダの関係や、ここまでで感じたこと・大切にしたいなと思っていることを、【わたしとアーユル】というタイトルで、ちょっと連載風にまとめて行きたいなと思っています。10個くらいできたらいいな。