さよならTwitter 01 「大嫌いエアリプ」
※ 個人の感想。Twitterやって嫌だったこと、後悔したことを書いていく。これは自分なりに分析して、きっちり自分の感情を処理したいため。嫌だったことは複数あるので、連番打っていく。
Twitterを使っていたことがある。そして一年前にさよならした。本当に私には向かないツールだった。Twitterに関わったことを本気で後悔している。
始めた理由は「その時好きだったアニメの情報が欲しかったから」。
それまではあまりテレビは見ないし、アニメは「家事をする間子どもが見ていてくれたらこっちの仕事がはかどってラッキー」くらいな位置づけだったので、のめり込むことはなかった。
しかし、子どもとたまたま見たアニメが面白くて。この面白さを共有したい。
でも漫画が原作ではなかったせいか、ネットを検索してもあまり関連情報にたどり着けなかった。
そこで個人の情報が集まるTwitterに手を出した。そのアニメにはまった頃、ちょうど私はインフルエンザに罹っており、他にすることもなかったせいもあった。
しばらくは楽しかったよ。それは認める。すごく楽しい出会いもあった。
そんな私だったのに、どうしてTwitterが嫌になったのか。
嫌になった原因を考えたら、それは一つに絞れず、いくつもいくつもあって、なんで私はこんなツール(Twitterのこと)をわざわざ見て、使って、自分から嫌な思いをしてたんだろう・・・・・・と自分自身にうんざりした。
Twitterしていた時間を例えば読書や身近な人の会話に使った方がよかったと思う。
思うけれど、もう時間は帰ってこないので、これからは自分の現実社会を大事にしていく反省材料だと思うことにした。
で、原因の一つ目「エアリプ」。
Twitterの最大の問題って「匿名でありながら固定ハンドル」ではないかと思う。
本名ではないコテハン。それは「相手の正体は分からないけれど、個人像がぼんやり浮かび上がる」という、私にとっては付き合いやすそうで付き合いにくいものだった。
呟きは、@ツイートや、相手のハンドル名を出さない限り、単なる個人の呟きであって、誰に宛てるものでもない。
それは、見る人によって違う受け取られ方をする可能性が高い、ということになる。
個人の感想なのか、誰かに伝えたいことなのか。
そしてTwitterをやって驚いたのは、あふれかえる愚痴の多さだった。世の中に向けたもの、自分の周りに向けたもの、そしてTL上にいる「誰か」に向けたもの。
わかりやすい例を挙げると
「あーあ、今日TLでいやなものみちゃったー」
という呟き。
それが自分の呟きの直後などに現われたら「え、私、誰かに嫌な思いさせちゃった?」と考えてしまったりした。
しかし、その呟きが私に宛てられたものなのか、他人に宛てられたものなのか、あるいは「嫌な思いしたわけではないけど、なんかむしゃくしゃするからTwitterでやつあたりしてやろ」という気持ちから発せられたものかは、本人以外は知るよしもない。
そういう「誰に宛てられたのか分からない、愚痴というか文句というか、どっちにしろマイナスな気分を伝えてくるもの」を見かける度に、気分が疲れていった。
こっちだって日常生活、楽しい事ばかりではないのである。色々あるけれど、Twitterで楽しいアニメの情報を共有しようと思ってやってくればあふれかえってるのは愚痴や当てこすりである。
そんなTwitter見に行ってわざわざ疲れてどうする自分?
そんな感じでTwitterをやめた。
仲良くしていた人もいたので、「その人達との関係が切れるのは悲しい」と躊躇っていた時期もあるけれど、このSNS全盛の世の中、Twitterに頼らずとも連絡を取ろうと思えば何でも手段はある。
Twitterやめることで切れる縁だったら、それまでだったのだ。
そしてそんなはかない縁より、それがなくても付き合いたい人、そして現実で関わる身近な人を大事にした方がいい。見える相手の顔をちゃんと見て、誠実に向き合った方がいい。
今の私ならはっきり言える。「Twitterやってないくらいで切れるような脆い関係なら、それに関わっている時間が勿体ない、いらないわ」。
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