コロナウイルス自粛期間のJリーグから未来を考える
引退後もJリーグの動向、
所属していたチームの動向は常に気になるものだ。
コロナウイルスの影響で活動停止中のチームがほとんどの中、
チームの財政状況、選手、スタッフのモチベーションの維持の難しさは容易に想像が付く。
クラブ経営を支える収入源は
3本柱の
「広告収入」「入場料収入」「物販収入」
+jリーグからの分配金
といったところでしょうか。
試合がなければ「入場料収入」はもちろん0。
「物販収入」も試合時の売り上げが高いのでは無いでしょうか?
試合がなければ露出も少なく広告にもならない。
そうなれば「広告収入」「スポンサー収入」も縮小する事が予想される。
(あくまで個人的憶測)
プロスポーツクラブに限った話ではありませんが大変な状況なのは間違い無いはずです。
そんな中でも、あらゆる手段を考え
地域やサポーターの方々に何か出来る事を、
今出来る事を模索し
行動されている姿に凄く元気をもらう。
今の状況ではオンライン上での取り組みが
主体になるでしょう。
選手やクラブを通した配信で
スポンサー露出の入ったトレーニングウェアを
着用して配信しているところに凄く配慮深い
物を感じるし、
普段なかなか見れない選手の
裏側、ストーリーが見れるのは
純粋に面白いです。
これはリーグ再開後も是非継続されて欲しい。
しかし、いざシーズンが始まると
チームや試合の結果次第では
何かを発信しづらい空気感があるものである。
負けた翌日にサッカーとは関係のない発信をすればそんな事してないで練習しろ!
とお叱りを受けるものだ。笑
(もちろん最低限の空気を読んだ発信、
行動には気を使うべきだが)
確かにプロサッカー選手は
サッカーのピッチで何が出来るか
という事を突き詰めるべきだし、
基本的にはトレーニング(全体練習以外のトレーニング含む)、
食事、睡眠、ケア等に
全ての時間を注ぎ込んでいる。
(というよりそれが出来ない選手がそもそもそのレベルでプレー出来ていない)
という前提で、
隙間時間にサッカー以外の
何かに取り組む姿を見ると
そこにだけ焦点を当てて
否定的な意見や空気感があることも
現状まだまだ感じる。
我々見てる側もサッカーだけ集中してやってろよ。
という寂しい意見が出る時代から
先へ進まないといけないのかもしれない。
そんな私自身、
一部のネガティブな意見を
クローズアップしているだけかもしれませんが。。
少なからずそういった意見を恐れて
無難に行動しない。
という選択肢を選ぶ選手、クラブも
少なくないのでは。。
結果的に我々自身が、スポーツを通してより
楽しめる可能性を費やしている危険性も考えられる。
サッカーやスポーツから視野を広げ、
サッカー×何か
といった具合に
複合的に絡め合う事で新たな面白い文化、
よりスポーツの良さが際立つ可能性を
模索していけるのではないか?
もっともっと面白い未来が
訪れるのではないか?
それまでサッカーにあまり興味を持たなかった人達までをも
巻き込む事が出来るのでは無いか?
その結果、
選手、チーム、サッカー界全体に還元される事も多いと思うし
そんな仕組み、取り組みが出来れば面白いと思う。
決して簡単に実現する未来では無いでしょうし、
僕が出来ることはまだまだ微々たる物かもしれませんが、
そんな未来を想像するとワクワクする。
そんな未来を作るのがこのコロナウイルスの現状を踏まえて
出来た一つの夢でもある。
その為の「課題」やるべき「行動」は何なのか?
より突き詰めていく必要性がありそうだ。
(前回までの「行動力」の話に近い。)
こんな世の中の現状で不謹慎かもしれませんが
そんな事を考えると最近すごく楽しくて仕方がない。
残念ながら僕がどう足掻いても
コロナウイルスの抗体を
作ることは出来ないし、
世の中からコロナウイルスを
消すことは出来ない。
その為に努力している方々の
邪魔にならないような
行動を心がけた上で、
自分が出来る事、
何か出来そうな未来を考えること。
そんな気持ちの持ちようが大事なのかな?
と改めてこの期間に感じた事だ。
"The beginning of a new adventure!"