~ミッション・ハチ~網戸論議
朝起きてリビングに出ると
ブイ~~~~~~~~ン
と、かなり大きな黒い物体が目の前を横切りました。
「HaC△(quihtgpq9@ug♪bqy4egrq0~☆」
私の声で眠りを妨げられた旦那Kは、寝室に飛び込んでバタンっ!とドアを閉めた私を「・・・・・。」寝起きのかなり不機嫌そうな顔でジトッと見て寝室から出ていくと、すぐ戻ってきて
「ハチはもう出てった。」
といい加減なことを言いました。
たったこれだけの隙間しか開いてない窓から、
こんな短時間であの大きな物体が出て行くワケはないわと
確率学的見地から冷静に判断する私。
「網戸入れようよ。」と言うと、
「通気性が悪くなる!(香港の網戸の精度の問題なんでしょうか・・)
お前は部屋をこれ以上暗くする気かっ!」
と逆切れ。
日本では夏になって窓をよく開ける季節になると、網戸を入れて無私の進入を防ぐのが割と普通に文化としてあると思うのですが(?)香港は窓の構造自体も日本とは違うという事もあって、網戸があまりないのです。
そして、未解決のまま私は仕事で外出。
その日の夕方。
家に戻ると、Kがウキウキとご機嫌で
「おい、こっちこっち。」と私を衣装部屋に誘導。
嫌な予感がして遠目に見ると、
床に黒い物体が、静かに横たわっているのが見えました_| ̄|○
・・・やっぱり出てってなかったやんけ!"(-""-)"
「・・・ここまでやったんなら、片付けてくれたらいいやろ💢」
K「これも練習練習!はい、早く。」
・・・練習て、一体何の練習や。
無視しているとKは、床に横たわるソレを生指でひょいとつまんで、
フンフンと余裕鼻歌でリビングに持ってきて自分のデスクに置きました。
退治だけしてくれたものの、こっから先は何もしないつもりらしいです。
そしてKは仕事の電話を掛け始めます。
私「・・・・・・。」
5分経過。
Kが電話しながら、しきりにその物体を指差して早く始末しろと
目で威嚇してきます・・。
そんなこと目で合図されても・・
私「・・・・・・。」
それは体長3cmもある大きな蜂(あまりのデカさに物差し置きました)
私は途方に暮れました。
・・・・。
すんごい絶望感が全身を貫きます。
「はああああああああああああっ」
深いため息をついてから私はキッチンペーパーを3重に折りたたんで脚の先っちょをつまんでトイレで流しました。
すると、電話を終えたKが、
K「どうやって捨てたんだ?」
私「(いや、アンタ目の前におったやん!)キッチンペーパーに包んで。」
K「誰がキッチンペーパーに包んでいいと言った?生指で掴まないといつまで経ってもこの恐怖を克服できないだろ💢」
私「は?何で生指の必要があるんだよ💢」
K「練習だろっ!今度蜂が入ってきたらお前に退治させてやる。」
・・・ゴキと言いハチと言い・・・だからアンタは私に何の練習をさせたいんだっての。
さて、この記事は我がノー友(注:noteの友達の略←また勝手に作った)のあとりえあっしゅさんから何やらバトンをいただき書いたものです。
それによると異文化を紹介するという企画。
あとりえあっしゅさんはフランス在住で、私は香港在住。ライフそのものが異文化の中なのでネタには事欠かない感はありますかね~。
普段はフランスの美しく穏やかな景色や、ペットの可愛いカラスの記事などを投稿されています。
という事なんですが、普段からほぼ異文化な事しか書いていないので、楽しく(普段通り)書かせてもらいました😆
そして私からのバトンはYoutuberのミシェリーさんに託したいと思います。
Asian ViewというYoutubeチャンネルをしているミシェリーさんは私と同じく香港暮らし。リアルで遊んでます。
こちらが彼女のnote記事↓↓
企画元はこちら↓