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またもや香港史上初!今度は個人でダブル受賞!

 東京五輪開始翌日にこの記事を書いた時、私はメダルを獲れなくても人知れず黙々と努力を続けている選手達は本当に素晴らしい。心無い声に折れることなく、どうか頑張って欲しい。ただそうエールを送ったつもりだったのです。

何故なら、香港代表らの過去のオリンピック成績を全部遡って見てもメダルは全部で3個(1996年金1,2004年銀1、2012年銅1)だったからです。1952年からオリンピックに参加を始め、1996年まではメダルなし、それ以降は8年毎にメダルを1つ獲得という状況。

だから不思議な事にこの8年、つまりオリンピック二回に一回というペースでメダルを獲ってきた過去の実績から考えたら、前回の2012年以降、今回一年延期になったので9年目ですが、本来は2020だったのでこのジンクスから考えれば偶然にもメダルが獲れる回に当たってはいます。でも、これはたまたま過去のタイミングがそうだっただけで、当たるという保証ではありませんしね。

 世界の精鋭達が集う中、メダルを手にするという奇跡は、そんな簡単に起こるものではないのだ、という事実を突きつけられるようで、日の当たらない香港のアスリート達の事を伝えたい気持ちで調べたこのメダル実績を見て、私は逆にそんな奇跡を起こし続けてきた日本のアスリート達の凄まじさの方に圧倒され、感動していたのです。

私達がただ「見るだけ」の競技が、どれほど壮絶なものか、アスリート達が肉体的に、精神的に、一体いかほどの恐怖やプレッシャーと向き合い克服して、その舞台に立っているかがわかるノリノリさんの素晴らしい記事↓↓

この記事を読んでアスリート達の超人ぶりに改めて圧倒されました。

こんな中で、世界の頂点3位というのは少しも大袈裟でなく奇跡です。
日本や香港から比べたら、アメリカや中国の広大さや人口、たくさんの国をいくつも併せた連合軍のような規模の中で選ばれた人たちです。

ちなみに、こちら世界の人口ランキング↓(興味のある方はどうぞ)

これによると、一位の中国、二位の印度とは大きくかけ離れてはいますが、アメリカは世界3位です。


だから、日本がこれだけのメダルを獲得できているという価値は本当に計り知れないものがあると思います。

そしてここ香港も、この五輪でメダルを獲得!

金1(フェンシング),銀1(水泳女子)だったところに、更にこの水泳女子200m自由形で銀メダルを獲得した何詩蓓(ホーシープイ)選手が、今日は100m自由形で再び銀メダルを獲得。一人で二個の銀メダルを獲得しました。

しかも、この時の金メダルとの差、何と0.31秒!また銅メダルとの差も0.25秒。この一秒という刹那の中に3つのメダルが分かれたのです。

ちなみに先の200mでも、金メダルとの差は0.42秒。

この1秒にも満たない差で、報奨金は倍違いますからね・・・。

この東京五輪で、香港のオリンピック記録が次々と塗り替えられています。この香港のアスリート達の快進撃はここ最近明るいニュースがなかった香港を連日賑わせています。

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