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入院二日で100万越え。香港の医療事情①

この記事は数字ばっかりであまり面白くはないかもしれません。

さて今回の入院1月28日11:00〜30日11:00退院までにかかった費用です。
(事前の診察やMRIは含みません)

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《一日目》

病室一泊あたり 860香港ドル(約11,700円)*6人部屋でした
手術室使用料 11900香港ドル(約16万1600円)
酸素チューブ   56香港ドル(760円)
薬代     6161香港ドル(約87,000円)
物品提供   2978香港ドル(約40,440円)手術着、コップ、貴重品入れ等
治療/処置  13057香港ドル(約17万7千円)
機材設備使用料1950香港ドル(約26,500円)

初日合計:36,962香港ドル(約50万2千円)

《二日目》

病室一泊あたり 860香港ドル(約11,700円)
食事代     171香港ドル(約2300円)
コロナ検査代  2200香港ドル(約3万円)
酸素チューブ  197香港ドル(約2700円)
薬代      484香港ドル(約6500円)
物品提供    35香港ドル(約475円)*多分熱さまシート
治療/処置   115香港ドル(約1600円)
レントゲン   610香港ドル(約8300円)*コロナ検査の一環

二日目合計:4,672香港ドル(約63,500円)

《三日目》

食事代     42香港ドル(約570円)
薬代      259香港ドル(約3500円)
治療/処置   160香港ドル(約2200円)

三日目合計:461香港ドル(約6300円)

三日間通してのお医者さん回診料 3000香港ドル(約4万円)

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《手術に稼働したお医者さん》 まるで傭兵のよう・・。

手術医(プライベート助手)  15000香港ドル(約20万4千円)
手術医(プライベート主治医) 25000香港ドル(約34万円)
麻酔師(病院所属)      13000香港ドル(約17万7千円)

バックリ分けると・・・

病院代45,095香港ドル(約61万3千円)入院前の6000香港ドル(約81000円)のデポジット(先付け)

+ 3人のお医者さん代53,000香港ドル(約72万円) 


= 約9万8千香港ドル(約133万円)(T_T)


香港は日本と違い、政府が保険制度を設けておりません。

香港の病院は政府管轄の政府病院プライベート病院の二種類に大別され、政府病院が香港IDがあれば政府のサポートで格安なのに対し(*香港のIDがなければプライベート同等、もしくはそれ以上)、プライベートは誰人も100%負担となりますので、このような膨大な費用となります。

もちろん、自分で個別に保険などを買って適用は可能です。

が、いずれにしても保険は後日おりてきますので先にこれだけの金額を支払う必要がある、というのが日本とは大きな違いでしょうか。

毎月かける保険料、なかなかバカにならない!とお考えでしょうが、大小さまざまな病気でかかる支払い額で、こういうぶっ飛びな金額の支払いが発生しない、という点ではとても優れていると言えるのではないでしょうか。

(ただ、それも高齢者の増加、出生率の低下なので崩壊しつつありますが・・)

アレ?じゃあ政府病院はどのくらい安いの?香港で政府病院にかかればいいんじゃないか?に潜む事情には次回触れてみたいと思います。

つづく

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ハザカイユウ
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