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人事を尽くして天命を待つ

私がゲストを担当させて頂いている
「愛犬・愛猫のための飼い主塾」。

この記事に書いています。



全3回のテーマ構成で、2回目は
「愛犬・愛猫の介護・看取り」について。

「愛犬・愛猫の介護・看取り」


愛犬・愛猫が若くて病気が目立たないうちは
介護・看取りって、自分ごとじゃない気がしませんか?

そして、見たくないことじゃないでしょうか?


私もそうでした。

運動神経が良かった愛犬が12歳の頃、
椅子から落ちて、腰を痛めたときに初めて
年齢を感じてショックでした。

それまで老いを感じていなかったのです。

その1年後、愛犬は大病を患い、私達家族は闘病と介護の経験をしました。

一見、大変だな、って出来事ですが
私たちの心、メンタル、使命、
全てが壮絶な筋トレのように鍛えられたのです。


今は保護犬2匹を迎え、犬3匹と暮らしていて
ハンデも大きい子達でもあり、
通院治療しなければならない体の状態でもあり、心配はつきません。


それ以上に、介護・見取りを経て
愛と感謝と慈しみに満ちた時間を過ごせているのです。



そんな私ですが、飼い主塾で介護・看取りの経験を話す時間があったため
昨年2023年の10月に記録のように書いた介護・看取りについて
書き記したnoteを見返した。


当時のnoteにも少し加筆しました。
こちら、拙い文章ですが、ぜひ読んでほしいです。


「人事を尽くして天命を待つ」



そこまでやりきったと思える時間がそこにはあった。

座右の銘として挙げられるので、耳にしたことがある方も
いらっしゃいますよね。


「人事を尽くして天命を待つ」は
「精一杯のことをしてあとは天命を待つ」
という意味です。

「人事」は「人間が行う事柄、人間の力でできること」という意味。
「その人ができることをすべてやり尽くすこと」を表します。

つまり、「その人ができることを全てやり尽くし、
力の限りやれることはやりきった」
という意味です。

「天命」とは「天の命令、天が人に与えた使命」
「人の力で変えられない運命、宿命」
という意味。

「天命を待つ」は「人間を超越した抗えない力に従う」という意味で
自分ではどうしようもできないところにまで至り、
天からの命令を受け入れよう、
という心を意味します。


闘病した愛犬と当時の自分達、お世話になった病院や
サポートしてくれた方々を思い起こすと


まさに「人事を尽くして、天命を待つ」まで
たどり着いていたと、自分でも思えた。


日々の生活の中ではなかなか、そう思えるくらい
人事を尽くすほど、本気にやっているか?というと
ぬるい、ゆるい、逃げちゃう自分が目に付く。


人事を尽くした経験が与えてくれたこと


愛犬に対して人事を尽くした経験は自信となり
後悔のない、晴れやかな経験となり
こうして、人のために講座で体験を話すことにも繋がっている。


この愛犬の前に、次男であった愛犬の
後悔しかない死も経験した。

だからこそ、今ある命に対して
人事を尽くすことに私は精一杯生きていたいのだ。


「やれることがあったのにやれなかった」
「気づける機会があったのに気づけなかった」
「やれることがあったのにやらなかった」


その思いはその後も後悔や
罪悪感としてずっと残るから。

後悔や罪悪感を抱えないために


後悔する人を増やしたくない。
罪悪感を抱え続け
自分を否定する人を増やしたくない。

「愛犬も愛猫も私もよくやったよ
幸せだったし、これからも幸せだよ」


そんな気持ちで、その後も生きていきたくありませんか?


愛犬・愛猫と一緒にいる幸せを感じ
愛犬・愛猫と一緒にいられなくなってからも

愛犬・愛猫との魂の繋がりや
幸せを感じる人と犬、猫が増えてほしい。


そんな思いで、介護・看取りについての思いを
自分自身でも再確認しました。


介護・看取りのその後


愛犬・愛猫との日々、無条件の愛を与えてくれる
素晴らしい存在の幸せを感じて
生きていける方が増えますように。


最後までお読み頂き
ありがとうございます。





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