感情を減らす
この記事では「感情はなぜ減らす必要があるのか」について記述する。
まず大前提として、性格研究以前に、
感情面の余裕=堪忍袋の余裕=人としての余裕
だから感情減らしは必要なのである。
余裕がないとどうなるか
⇨感情的判断・選択により、何事もうまくいかなくなる (理性、知性が働きにくい)
⇨人間関係が悪化する
①堪忍袋の中の感情がパンパンであると、本人がいくら袋の緒をきつく締めているつもりでも どうしてもあちこちで漏れ出る。
つまり、隠しているようでも機嫌が悪いのが伝わる。
⇨機嫌が悪い人は基本的に敬遠されがち
機嫌が悪い人の周囲には機嫌が悪くなり、雰囲気が悪くなる。
⇨その集団はまとまらなくなる
②たまにちょっとしたことでも大爆発する。
いわゆる、地雷を踏まれる機会が増える
⇨相手も傷つくが本人も傷つく
では、堪忍袋に余裕ができる(感情の総量を減らす)とどうなるか
⇨感情に引っ張られないで物を考えることができるようになる(=知性が働くようになる)
⇨自分を客観視できるようになる (自分の間違ったものの考え方に気づき、受け入れることが可能になる)
さらに性格研究という側面から見た場合、
「きもちのせいり」でいう、知性のチューニング、つまり自分定義を共同体定義や地球定義にチューニングするにはまず、感情が上記の状態でなければ困難、状態によっては不可能である。
よって、「感情減らし」は性格研究をするにあたり非常に重要な工程であり、よく理解し、実践とその記録に努めることが基本的に求められるものである。
そして感情は、総量を減らしてしばらくは余裕があるが、感情が発生する
原因を放置しておくとまた時間が経てば勝手に増えていくので、
感情減らしをしたらその流れで自分定義を紐解き、地球定義を見つけチューニングしておくと、
感情が発生する原因そのものを解消できるので、効率的である。
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