ストーリー・オブ・マイ・ライフ 『これがすべて』 覚え書き
私の心のお守りみたいな作品。
ミュージカル ストーリー・オブ・マイ・ライフ。
好きな場面も、好きな台詞も、好きな歌詞もたくさんあるけど、その中でも特に好きな『This Is It』=『これがすべて』の前後の覚え書き。
台詞部分を筆頭に、怪しいところもたくさんある。
完成度は8割くらいのきもち。
『アルヴィンを見てなかった』の最後から『これがすべて』まで
手から砂が溢れてた そして
彼を見なかった 二度と
おしまい。アルヴィン・ケルビーの物語。
物語は終わりだ。
僕の弔辞はかけたの?
いや。
じゃあまだ終わってない。
おしまい。アルヴィン・ケルビーの物語。
これが君の探してる物語だよね。
もしその物語を手にすることができたら、君はアルヴィンの物語の本を閉じることができる。
わかった。じゃあみせて。
ごめん、できないんだ。
どうして。
ここにはないから。
なら、どこにあるんだ。
……じゃあ教えろよ。
何を?
なんであんなことしたんだ。
あんなこと?
橋から飛び降りた。
本当にそう思ってるの?
え?
なんで僕がそんなことするわけ?
だから、それが知りたいんだ。
無理。
どうして。俺は知らなくちゃいけない。あの夜あったことを。それが欠けてるんだ。それが俺に必要な物語なんだ。
どこかで読んだんだけど、人間の脳は全てを完璧に覚えてるんだって。全ての瞬間、全ての詳細に至るまで。そしてその全部をしまっておく。
でも、その場にいなかったことを思い出すことはできない。そして君はいなかった。
だから今後、疑問だけが増えていく。
そしてたくさんの質問が出てくるだろうね。
なんで僕はこの町に残ったのか。
なんで本屋を売らなかったのか。
なんでこんなに長い間、僕たちの友情を手放さなかったのか。
あの夜、橋で何が起きたのか。
飛び込んだのか。落ちたのか。
ジョージ・ベイリーみたいにクラレンスを待っていたのか。
僕のところには決して来ないのに?
かつて1匹の蝶々の羽ばたきが、火星の氷を溶かすと信じていた子供は、クリスマスイブにどうやって凍った川で死んだのか。
そして特に重要なのは、それが君とどんな関係があるか。
すべて、同じ答えだ。
知ることはできない。
『これがすべて』
君の頭の中には、何千もの物語があるはずだよ。
そこにはない物語を探さないで。
これだよ これが全部 素晴らしいよね
ここに座って 永遠に小枝投げる (滝の向こうに)
ここでの僕ら 10歳のまま
その思い出しまいこんだ
探してた 君のストーリー
すべて 君の周りにある
本当はもっと 期待してたでしょ
でも悪くないよね
これだよ もちろん映画とは違うけど
見落とした瞬間に 秘密はない
時には嵌まらないピースもある
それでいい 必要なもの すべて 僕らの周りに
みてよこれ全部。
君の物語、僕の物語、僕たちの物語。
君が選んで書いてくれるのを待ってる。
知ってることを 書くんだ
人生の瞬間を切り取って 言葉にする
大事なもの (大事なもの)
育てる (育てる)
思い出胸に語り始めると 生き返る
何千ものストーリー 物語
新しく
残り続ける
生きてく
笑いと痛み
キャプラーとトゥエイン
そしてトム
君と僕
それだけだ 悪くはないでしょ
でも聞いて これは終わりじゃないんだ
物語は時代を越え 絶え間なく続いていく
自分次第 僕のストーリーじゃない
すべて 君の周りにある
君と僕と愛と人生 すべて