TAAC ダム・ウェイター ♢ver.
シンプルな照明、リアルな舞台セット、ナチュラルな衣装…と戯曲を読んで誰もが連想しそうなイメージをそのまま具現化したような演出。
2人の心境を表すかのように、吊るされた電球の光が揺らいでいるのがとても印象的だった。
幕が開くと時計の鳴り響く音と、排気管なのかパイプに風が通るような小気味の悪い耳に付く音が終始鳴っていて、空間の閉塞感とただただ時間だけが過ぎていく状況を無意識に脳裏に叩き込まれ続けているような感覚を覚えた。
大野瑞生くんのベン
大野くんのベンは賢いがプライドが高く