人とのつながりの中で感じたこと〜子どもに教えられたこと〜
12月生まれ射手座の私。誕生日を祝ってもらいました!長男野球部ママ友とのランチ会にて。
歳を重ねることを前向きに捉えられるようになったのはお友だちのおかげ!本当に感謝しています!
どちらかと言うと、私は集団行動が苦手です。女子にありがちなグループ行動も苦手。
お友だちもそれほど多くなくて、音楽を聴きながら本を読むとか、手紙を書くとか、何か作る(手芸など)とか、そういうコトを好む子どもでした。
誰かと関わるということ自体、ちょっと苦手。人との距離感もよくわからないし、空気が読めない。何を話したら良いか分からず沈黙し、気まずくなる。その一連の流れがとてもとても嫌でした。
とはいえ、私にも子どもが産まれ、子どもを中心とする生活がはじまりました。子どもの友だちの親御さんとの関わりが生まれます。いわゆるママ友ですね。
正直、最初はものすごく怖かった!!ママ友とうまくやっていくなんて無理!と、勝手に思い込んで怖がっていました。
そんな私と違い、長男は園にたくさんお友だちがいたようで、本当にたくさんのお母さんたちに声をかけられました。
「いつも遊んでくれてありがとう」「(長男)君はいつも優しいからうれしい。親子共々仲良くしてね」なんて言われたり。
私は直接何もしていないのに、長男が私のつながりを増やしている!驚きました。人とのつながりは、自分の思ってもみないところから生まれることもあるのだと、母になって初めて知りました。
周りの人が怖くて自分から積極的に人と関わらず、閉じた世界で生きていた私を「世界は広くて楽しくて優しいんだよ。お母さんも楽しい方へおいで!」と誘ってくれたのは子どもたち。そのおかげで、私は今、とても幸せです。
子どもがつないでくれたママ友は本当に素敵な方ばかりで、子どものことだけでなく仕事の悩みを話したり、心の支えにもなっています。長男年中・二男2歳児クラスで出会ったお友だちと、今でも親子ぐるみで仲良く過ごせているのは本当に幸せだと思うのです。(ちなみに現在長男中二、二男小6です。ざっと10年のお付き合い!ありがとう。)
保育園時代に子どもを通して、素敵な出会いがあったから、私は小学校の読み聞かせボランティアもPTAも子ども会役員も勇気を出してチャレンジできました。大変なこともあるだろうけど、それ以上に素敵な世界が待ってるって思うことができたから。
「ちょっと面倒だけどみんなのためになることは引き受けてみる」マインドセットは、子どもが生まれてからの私に芽生えたものです。
澤円さんが著書『個人力』で「ぜひ皆さんも、何かの機会に「誰かやりませんか?」と問われたときは、あまり深く考えず「はい、やります!」と”安請け合い”してください。(中略)結果的には自分にプラスになることが大きいと、僕はこれまでの経験から断言できます。」と記されています。この言葉がものすごく腑に落ちました。これからも安請け合いします。(笑)
人とのつながりの中で感じたこと。
無理して、苦しい思いをしてまでつながろうとしなくていいけれど、人とつながると世界が広がる。人とつながるきっかけは自分発でないこともある。だからとりあえず一歩前に出よう。出塁したら必ず次塁を見据える彼らを見ていると、理屈じゃなく前に進むっていいな、と思うのです。
人とのつながりの中で感じたこと〜子どもに教えられたこと〜
レトロ写真と思うなかれ。令和を生きる中二男子の12月の風景。コートにマフラー姿の女性と半袖の少年。あなたから学ばせてもらったことは抱えきれないほどあります。本当にありがとう。