0円で東京へ行き、悟った話。
2ヶ月に1度のペースで東京に行っているのだが、初めての経験をしたからログします。
1/24、往復6000円の夜行バスで東京に向かうも、財布を忘れ無一文(もちろんカードも無し)なことに気づく。
ちなみにバスに乗った瞬間に財布がないことに気づいたので道中はどんな旅にするか考えた
バスキングしようか?(未経験)(路上で歌う?ボディアート?よくあるあなたの第一印象を見てk・・以下略)
ヒッチハイクして目的地までいく?(経験あり)
どうやって忘れたか?私が営んでるお店 TIME TRIP CAFE
からバスのターミナルまで徒歩20分。交通費の支払いは終わってたから、ただの確認不足自業自得案件。途中で使うこともなかったし。
持ってきた荷物は小さめのキャリーバッグと、重ためのリュック。
とりあえず着いてから時間は山ほどあったので、歩くことに。
なぜか全く凹まなかった。大阪の友達に財布を忘れた旨を伝えると、
「山下清かよ!」(裸の大将)…と突っ込まれた…清はブラザーとしか思えない。
旅のお供として おにぎりを6個も握ってきたし、水筒もある。
しかもおにぎりは飽きないように3種類用意した。チャーハンと、カレーと、三つ葉と天かす。日本の水は綺麗だから、水道水でも美味しい。
ポケットWi-fiユーザーだから、電波にも困らない。
夜は三宿でパーティーをするから、それに間に合うように歩けば問題ない。
ちょっとPC作業もしたかったし、歩いて公園を探す。
池袋〜三宿(三軒茶屋と池尻大橋の中間らへん)までの道のり、google mapで見るとザッと徒歩2時間半。まぁ行けっか!
1月後半。防寒も甘甘。最初は寒すぎて、弱音も吐きかけたけどこんな時のために伸ばしていたロングヘアをマフラー代わりにして歩き出す。
極力節電するためにmapもほぼほぼ使わない。野生の勘と標識を頼りに歩く。
できることなら自宅の柔らかい布団で寝転がりたい、熱々の湯船に浸かりたい欲求と闘いながらも歩いているうちに、
「あれ?あったかくね?」状態に。無意識有酸素運動!やったー!
そんなこんなで1時間ほど歩いたら、”渋谷・新宿方面”と出てきたので一安心。
体も火照ってきたし、公園見つけて作業でもするか!
無一文状態で街を歩いて自分が何を考えていたか
・この店いいやん!(安いやん!)とか思っても、「あ、一円も持ってないんだ」と笑えてくる
・”準備中”の良さげな老舗の食堂を見つけると、「おかぁちゃん助けて…」と言いたくなる(不審者だと思われるのが怖くて言えなかった)
・とりあえず何か落ちてないか下を見て探す。太めのヘアゴムを拾った。ちぎれかけのゴムを使ってて東京着いたら買おうと思ってたからラッキー。笑
とにかくいつも考えないことばかりで新鮮だった。
そしてとにかく歩きまくった
歩きまくっては休憩し、大阪から持ってきた水を飲んで また歩いた
東京にいる大阪の友人にこの様子を伝え、急遽会えることになった。
目標が出来たらあとは進むのみ。大げさかもしれないが、人生とはまさにこれだ!と感じた。
(関係ないが18歳の頃の私。自転車でどこにでも行けると過信していた時期)
とにかく歩きまくって、最終的に2時間半ほどマーチンで歩いたところで脚と寒さの限界が来て立ちはだかる。友人がいる目的地まで徒歩40分、タクシー15分。
タクシーアプリ、DiDiを取得していることに気づき(クレジットカード情報を登録してるので後払い決済可能)、即利用することに。
(タクシーの車内あったかい・・・)
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チートを使った気分になったが、便利な世の中に感謝し
無事友人にも再会でき、現金1万円をお借りした。(ありがとう・・・)
そのおかげでパーティーも無事終了。
今まで数々の逆境を乗り越えて来たからか(飛行機乗り過ごし、予想もしてなかった盗難、アジアツアー中荷物が届かない、荷物代が異様に高い、両替が出来ると思ってたはずが出来ない…言い出したらキリがない)
今回の旅でも 生きていることに感謝し、お金では買えない人の温かみ、この状況になったことにすら感謝し、また一つ強くなって大阪に帰って来れました。
この反省を活かして、今年も大阪と東京を拠点に活動しつつ、まだ行ったことのない土地や国に行って自分の限界を突破し続けます。(完)
旅には おにぎり・水必須!!!
追記:3/14(土)に今回開催したパーティーを再びやります。
会場は同様、三宿JUNK ROCK CAFE 入場無料・ドリンク/フード オーダー制
19:00~???(終電までの予定だったけど4:00まで飲んでた)
飛び入りDJ大歓迎!いろんなジャンルを超えた表現者が集うアットホームなイベントです^^^お誘い合わせの上ぜひ遊びに来てください!