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ZINE制作日誌1:挫折しているZINE、今年こそ完成させたい。

制作をはじめて3年たつのに、未だカタチにできない私です。この状況をなんとか打破したくて、noteを始めました。

ここで制作の進行状況を書くことで、頭の中を整理する。掲載予定の原稿も公開すれば、興味を持ってくれる人に出会えるかも!という期待も込めて。

現状はというと、思いつくままに原稿を書き、何ページも作った時点でふと「私がつくりたいのは、こういうんじゃない!」と自分自身に失望して挫折、の無限ループです。


なぜ私がミャンマーのZINEを作りたいのか。
理由は2つあります。

1.ZINE作りに強い憧れがある
2.自分が見知ったミャンマーを紹介したい

新型コロナウイルスが大流行した2020年。私はミャンマーのヤンゴンに住んでいました。同年3月、いよいよ日本〜ミャンマー間の直行便が運休しそうになり、当時2歳の子どもと緊急帰国。そのまま本帰国して今に至ります。

帰国直後から、私はミャンマーのガイドブック的なZINEを作りはじめました。目的は、現地でお世話になった人たちへの恩返し。
コロナが落ち着いた頃、私のZINEを読んだ人たちがミャンマーに行きたいと思ってくれたら…。

ところが2021年の2月1日、ミャンマーでクーデターが発生。当時、ミャンマーのコロナ対策はとても評価されていて、コロナが明けたら、きっとミャンマーはもっと良い国になるよと話題になっていた時でした。

時をみてZINEは出したいと思っていたけれど、1年たっても状況は変わらず、むしろ悪化し、ガイドブック出してる場合じゃないよな…
そう悩んだ末、ZINE作りを休止しました。

2023年になると、「ZINE作り」自体への憧れが再燃し、「ガイドブックはやめて、自分自身の体験をまとめた見聞録(イラストとエッセイ)にしよう」と方向転換。

ところが構成が簡単(と思う)なガイドブックと違い、思いのほかエッセイって難しい! どうしても自分の興味関心にひっぱられた文章になり、偏った情報を詰め込んだ内容になっている気がするんです。


改めて、どんなZINEにするか考えてみた


◾️コンセプト
理想は、ミャンマーに関心が薄くても国や人への理解を深めやすく、かつ親しみやすい本。文章量はほどほどに。写真やイラストをいっぱい載せて、現地の生活が伝わってくるもの。 
旅行ガイドと、個人の体験記の合体。


◾️作者
ミャンマー生活を数年体験した主婦(私)


◾️読者想定
・30代以上の女性(私と近い世代)
・身近にミャンマー人がいる人(同僚やご近所さんなど)


◾️ZINEの目的
ミャンマーに興味を持ってもらいたい
来日ミャンマー人技能実習生との交流のきっかけにもなったらいい

日本で働くミャンマー人は、私の周りでもどんどん増えています。ミャンマーへの旅行は容易でない今、このZINEが、日本でミャンマー人と接するときの一助になれたら素敵だなあと考えています。


◾️テーマ
ミャンマーの日常に触れ、興味を持てる本


◾️内容と構成
・ミャンマーの基本情報(国の地理気候、言語、人、祝祭日など)
・ミャンマーの特徴(仏教、衣服、食文化、習慣)
・私個人の体験(興味深い出来事、暮らした街の紹介)
・ミャンマー人へのインタビュー(日本に縁のあるミャンマー人に、彼らの来歴や現状などを聞く)

私(作者)の話だけじゃなく、ミャンマー人の生の声も聞いて欲しい。彼らの来歴をちょこっと聞いてみましたが、私からすると波瀾万丈で、驚くことばかり。


そのボリュームと販売価格は…


ざっくり計算しただけで、100ページを超えました。

全ページとは言わないけど、できるだけカラーにしたい。印刷や製本のコストがかかるぶん、どうしても販売するときの価格もあがります。はじめて作るZINEだけど、1冊あたり1500円くらいの販売価格になりそうです。

その価格に見合うクオリティのものが私に作れるだろうか。
またすぐ不安になってしまうけれど、まずはカタチにしないとですね。



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