ダシの唄
昆布とイリコを鍋に入れ
一晩浸してダシをとる
知らない街で
知らない人たちと
音楽と酒に浸る夜
俺はだしの素は使わないぜ
ありのままの良さを吐き出したいから
俺はだしの素は使わないぜ
ありのままのアクを吐き出したいから
昆布とイリコを鍋に入れ
一晩浸してダシをとる
知っている街で
知っている人たちと
音楽と酒に浸る夜
俺はカバー曲は歌わないぜ
ありのままの自分を吐き出したいから
俺はカバー曲は歌わないぜ
ありのままのアクを吐き出したいから
ありのまま
素のまま
君のままがいいぜ
昆布とイリコを鍋に入れ
一晩浸してダシをとる
翌朝鍋を見てみると
黄金のダシができている
俺もこのダシのように
毎日を一生懸命生きているだろうか
俺もこのダシのように
黄金の汗をかけているだろうか
出涸らしになるまで今日を吐き出せ
出涸らしになるまで今日を歌え
俺はだしの素を使わないぜ
ありのままの良さを吐き出したいから
俺はだしの素は使わないぜ
ありのままのアクを吐き出したいから
ありのまま
素のまま
君のままがいいぜ
月と星がお似合いのように
昆布とイリコを浸す夜