バースデーフレグランスと推し
これをレポるつもりはなかった。
でもヤバかったんだ。。。。。。。。
香水にかこつけてただ推しを語る女。
バースデーフレグランスを買えばそれになれる。
はい。
昨今のオタク界隈で人気の「推し香水」
Scentlyで推しコンビ香水をオーダーして長い長い5日間が経ちました。
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待ちきれん!!!!!
もうネット上の香水レポは読み尽くした。
もー無理、今すぐかぎたい。
あと1-2週間か〜。
人間、極度の楽しみがあると時間の流れが遅く感じますね。
辛いぜ。
はい、香水のことを考えすぎて町の香水売り場を徘徊してたんですが、とあるものを見つけちゃいました(徘徊日9/30)
【バースデイフレグランス】というものです。
可愛らしい包装の中にひとつひとつ違う日付が書いてある!!
あーー!!これTwitterで見たことあるー!
これも「推し活」の「推し香水」として有名ですよね。本来は大切な人の誕生日とか記念日にプレゼントする想定でしょうけど!
推しの誕生日ってテンション上がりますよね。
買うか(即決)
ま、私の推しは誕生日なんてないですけど。
単推しでめちゃくちゃ好きな人がいます。そりゃもう、人生の支えレベルで。
頑固で優しくてかっこいい人です。
買うか〜(2度目)
中の人の誕生日は分かりますが、演じてる人とキャラは別物。絶対混同したくないです。
※中の人と私の誕生日奇跡的に同じですが、だからこそ有頂天にならないよう戒め
その代わりファン間の愛称が数字で語呂合わせできるので、「○○○の日」なんて呼ばれてます。
523の日って言うんですけど。
キャラ分かった人、ありがとう。
つまり5月23日ですね。
はい、買いました!!!!
へぇ〜緑。5月のイメージだそうです。いいですね。
私の1番好きな色も緑。運命的!
彼のイメージカラーは「紫」なのでそこは全然合わないですけど笑
そもそも、これは「日付」をイメージした香水であって推しは関係ありません。
ただ、「523の日はこんな香りなのね〜!」と言って楽しむだけなので推しの雰囲気に合うかなんて関係ないですよ。
うほ!!!!!!
香りの知識なんてさっぱりなのでなにもわかりませんが!!
最近いろんなレポ読みまくってたので「ムスク」は聞き覚えあります。どんな香りかは忘れましたけど。
私の推し、色気あるんですよね〜〜
滝に打たれるシーンがあったり、シャワーシーンで肉体美晒したり。石けんの香り…みたいなイメージはありませんが!
水の滴るいい男!
つけますかぎます。
濃!!!!!!!
甘!!!!!!!!!!
めっちゃ甘!!!!!!!!!
え??????????
濃厚でまったりした香りですね。とってもフローラル!
かいだ瞬間は意外とスッと鼻に入ってきますけど、意識したとたんまったりどかっとしました。
かわいい香りです。
これはつまり...女物の香り!!お風呂上がりのセクシーな女性の匂いです!!
私の推しとは正反対。
男臭いやつなので。
だめだ....鼻がバカすぎて解説ができません。
時間がたって余計ふんわりした香りになってきました。
かわいい...
今私、かわいいかもしれん(錯乱)
う〜ん、ここまでの香りの感想。
推しとかけ離れすぎてて推し活してる感じがない笑
まぁそりゃ推しとは全く無関係の香水なので当たり前なんですけどね。
さて。
香水を買ったオタクたちは香りだけではなくてなにやら花言葉がなんだかんだ騒いでいるイメージがあります。
…成分について調べてみますか。
ここからが本番だった
5月のオイル
まず5月のオイル、ローズゼラニウムから。
なんとも可愛らしいお花です。香りのイメージ通り!
そして、ピンク!!
でも結構薄紫に近いニュアンスのものもあったりして嬉しかったですね。
推し、お花摘んでくるくるしてるシーンがあるので(一回だけ)、ローズゼラニウムでやってくれないかね。
無理か。
花言葉:「恋煩い」「選択」「真実の愛情」
あああああーーーーー!!!!!!!
ど、どうしよう
・恋煩い
推しと関係ないからこれから話す。
推しとは関係ないけどこれは私に関係ある。
何を隠そう、私は彼の夢女子である。
正確に言えばこういう言い方はしたくない。
そういう概念ではなく、ただ普通に彼に惚れているのだ!!!!!!!
別に私が彼とどうこうなってる妄想がしたいわけじゃない。ただ、恋愛感情を抱いてしまった相手がたまたまキャラクターだったという訳。。。。
はい。んなわけで、彼のことを考える時にこの「恋煩い」という花言葉がちらつくのはなかなか罪なものでした。
ちなみに彼単体で言えば、本編で恋愛シーンはありません。
ただ、私には少し彼が淡い想いを抱いているように思えなくもない相手がいる。。。そこのニュアンスもいいんですよ……
え?お前は夢女子じゃないのかって?
まあそうですが、だってその感情を彼から感じるのです。彼が持っている感情は全部好きですよ。それが恋心だろうとね。
・選択
これですよ……彼は人生の中で大きな決断を何度かしています。
人生のターニングポイントで彼が下した選択により、彼は十数年間獣の姿で意識もなく彷徨い、周囲からは死んだと思われていました。
正気に戻れたのも敵の気まぐれで、本当に偶然です。
この選択は、周囲から浅はかだとか未熟だとかかなり批判を受けています。でも彼は少しも後悔していません。
もちろん、彼の中で失った時間に対する喪失感は大きく、それは最後まで彼の人生に影をおとします。
でも、たとえあの日の運命を知っていたとしても、いや、二度と人間に戻れなかったとしても彼は必ず同じ選択をするでしょう。
今から彼に対しては冒涜にあたるかもしれない発言をします。
彼は自分が敵う相手ではないことを薄々察しながら、ある敵にたった1人で戦いを挑みます。
普通なら仲間に協力を頼むなりするでしょう!
でもそれは彼のプライドと、そして彼が大切にしているとある友情が決して許さないのです。
負けた後彼は、俺はこういう生き方しかできないと周囲に謝るんです。謝らないで。あなたがそうとしか生きれないことはみんな知ってる。
それが彼の強さであり弱さであり、美しいところ。
私の推しには「意志」というモチーフがあります。
決して折れない硬い意志。それが彼という人間の根幹です。
私は彼の持つそんな強さが好きです。
彼に送る花言葉としてなんてぴったりな言葉でしょう。
私は彼がくだした「選択」を全て愛しています。
ありがとう。
すげえな!!!!!!!!
オタクって花言葉ひとつでこんな興奮できるんだな!!!!!!!!!
ちなみに「お花摘んでくるくるしてるシーン」は上記の戦いに挑む直前なんですよね。
ああ、なんて美しくて切ない!
・真実の愛情
どんな人にもこの花言葉は似合うでしょう。
私の推しにだって似合います。
それは、彼が敵わないと知りながらも挑んだ、悪に染まってしまったかつての親友。
自分よりひとまわり歳をとってしまった、同期で親友だった美しい人。
そして何よりも、自分が親代わりになって守ってきた…たった1人の大切な弟。
私の推しは頑固な男で、一見近寄りがたく見えます。
でも本当はどこまでも優しくて愛情深く、優しいが故に素直になれなかったり認められなかったり、距離をとってしまったり本音を明かさなかったり。
そういう不器用な人なんです。
そんな彼の持つ愛情に想いを馳せろと!!!!
香水をかいで彼の愛を思い出せと!!!
※誰もそんなこと言ってない
ドキドキして参りました。
さて、ローズゼラニウムの花言葉と共に彼に思いを馳せていましたが、「ゼラニウム」全般にも花言葉があるみたいです。
赤・白・ピンクと花色ごとに。
彼の「紫」に近いピンクの花言葉に彼を重ねてみようと思います。
・決意
……決意?
決意!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だめだ、もうさっきの「選択」の花言葉で語り尽くしてしまいましたが、そんな、そんなに彼にぴったりな言葉がここにきていいんですか?
記事内で引用してしまいますよ
「俺はこういう生き方しかできない」って言葉は、彼の「俺はこういう生き方しかしない」という強い意志、決意の表れだと思います。
※言い回し変えてます。彼の言葉遣いだいぶ特徴的なので、本当の言い方だとちょっと印象違うかも
ああ、彼にピンクのローズゼラニウムの花束を贈りたい。
ロマンチストなので、喜んでくれそう。
他、ローズゼラニウムについて
ローズゼラニウムの香りは「甘くフローラルな優雅な香り」でリラックス効果があるそうです。ストレスで凝り固まった心を癒してくれるとか。
推しっぽくはありませんが、かがせてはあげたいですね。
すぐ孤独に浸ろうとするところがあるし…
リラックスしてほしい。
それで、フッと眉間の皺を緩めて俯いたままもらした笑顔を見たい。
見たい!!!!!!!!!(号泣)
23日の香り
ムスクって香水について調べてるとよく聞く香りですよね。
香嚢(コウノウ)ってなんぞやって調べてギョッとしたんですが雄の睾丸……え〜、違うそうですが、調べると結構そういう話も出てきます。
香嚢は「ジャコウジカ」という小さい鹿の雄のヘソの下あたりにある器官で、人間でいう皮脂に近いものだそうです。
で、雌をひきつける成分があると言われていて、人間もセクシーな気分にさせると!
うっひゃ〜〜〜
香嚢の香りはアンモニア臭や獣臭が強く、それを乾燥させて香料として使うんだとか。
獣臭……推しですね(興奮)
上記でも語りましたが、推しは獣姿で十数年意識なく彷徨っていたので、そう…似合います。
こんな似合うキャラあんまおらんだろ。
とにかくセクシーで濃厚な香りと認識いたしました。
ちょっとあんま語りすぎるとアレなんで一言ですませますが、推しは男くさいセクシーさがあってとってもかっこいいので、うん…最高かも
総括
昨今の「推し活」はいわゆる「概念」的なものが流行っております。
そういう意味で、今回の香水は全く推しと関係なく概念も何もない、ただ「日付」という縁で繋がってるだけです。
※しかもこの日付もただの語呂合わせで公式的には何でもない日
でも、私が彼のことを考えて買うだけで、そこに私だけの彼への概念が生まれる。
そして、買ったものの意味を考えて、そこから彼に重ねて考えられる。それがぴったり当てはまる必要なんてない。だって、現実の友達に香水をあげるとしたって、それがイメージと完全にあう必要なんてないじゃないですか。
こういう背景がらしい、これはちょっと違うねという話を推しに当てはめて考えるだけで楽しいんです。
そして、今回の私の推しに限って言えば、ローズゼラニウムは花言葉、ムスクはその原料が推しにハマってしまった。
改めて、香水をつけます。
深く深呼吸します。
やっぱり全然推しに似合わない香りです。
でも、そんな推しがこの香りをかいだらリラックスしてくれるだろうかとか。
花言葉を思い返して、彼の決意を考えたりとか。
彼の獣として過ごした失った時間を思い返したりとか。
彼の肉体美思いだしたりとか。
ああ、香りの世界って奥深いですね。
私の中で、彼のことを考えながら香りをかいだから、この香りで彼のことが思い浮かぶようになりました。
ドキドキしてまいりましたッ!!
これがムスク効果!?!?!?
香水っていろんなものがありますけど、推しと絡めて新しい香りに出会うツールとしてこの「バースデーフレグランス」って素敵ですね。
また、推しにちなんだ日付のものを買ってみようかな!!