見出し画像

都心に中古マンションを買ってリノベする。(準備編)

ざっくり言うと...
・夫婦間でマンション購入の話題が出た。
・初めての物件見学で、物件購入が現実味を帯びる。
・買う物件は、5年後に売れる中古マンション。

夫婦間でマンション購入の話題が出た。

「マンション買えたらいいね~。」
 嫁さんからそんなフワッとした会話があったのが今年(2020年)の1月頃。去年、令和になるタイミングで結婚して、ハネムーンに行って、結婚式の準備もして(コロナで延期になっている)、次はマイホームかな~なんて話をしていたけれど、その時はまだまだ先の話だと思っていた。

 だって家だよ?秋田の田舎から出てきた自分からすると、東京で家を買うなんてめっちゃお金かかることだと思っていたし、しかも都心だったらマンションでしょ?家は戸建てが当たり前、な田舎民からすると、マンションを何千万円もかけて買うなんて想像ができなかった。

初めての物件見学で、物件購入が現実味を帯びる。

 そんなマインドを変えるきっかけになったのが、3月に初めて中古マンションの見学に行った日。この時は全然具体的に検討してなかったけど、(嫁さんは結構考えていたみたい...)めちゃくちゃ良い物件だった。その物件は用賀にある、【グリーンハウス1】。マンションの見た目はなかなか年季が入っていたけれど、中は結構好みだった。天井は低いけれど、2階のLDKからは植木が見えて気持ちいいし、隣が公園だからマンションが近くになくって開放感がある。水回りも割とキレイだったしビンテージ感があって賃貸ではできないDIYも楽しめそうだった。

 えっ、、、ここに賃貸と同じくらいの毎月の家賃で、自分の家が持てるのか...。今よりも駅チカで便利そうだし、平米数も広くなる、そして何よりほぼ毎週ランニングやスイムをしに行く砧公園がめっちゃ近くなる!
持ち家もアリかも...?と思った瞬間だった。実のところ、嫁さんは中古マンションをリノベする仕事をしていて、嫁さん的にも仕事じゃなく自分で中古マンションを買ってリノベする経験をしたかったみたい。リノベーションを含めると予算からはオーバーしてしまいそうな物件だったけど、たぶん物件購入をポジティブにしてもらうための戦略的な見学だったのだと冷静に振り返ります。

【グリーンハウス NO1】
https://www.homes.co.jp/archive/b-13745189/
内覧時期:2020年3月
当時の価格:3,590万円

 それから自分なりにも都心で中古マンションを買うってどうなんだろ?みたいなことを考えるようになり、Web記事や購入ブログ、SUUMOやHOME'Sでまとめられている中古マンションの購入とは?みたいな情報をディグりまくった。あんまり物件購入とは関係ないけど、アパ社長の記事とかは結構シビれた。

アパ社長「みんな“自分がほしいとき”に家を買うから、お金が集まってこないんや」
https://r25.jp/article/660771636254674304

画像1

買う物件は、5年後に売れる中古マンション。

 いろんな情報に触れ、稼いだお金を賃貸で大家さんに払うんじゃなく自分の資産に使う、賃貸と同じ価格で家買えるんじゃない?、住宅ローンの金利も低いし意外と20代でも買えるかも...?と嫁さんとあれこれ話し合った末、都心で中古マンションを買うことに決めた。

 じゃあ買うとしたらどんな物件?という条件整理の話。結論から言うと、ボクら夫婦の条件は以下。
①5年後にそれなりの価格で売却できること。
②リノベーション済でなく、未内装であること。
③世田谷区で砧公園からの距離が3km以内くらいであること。
④45㎡以上であること。
⑤駅徒歩は遠くてもいいから、比較的静かな住宅街にあること。

 マンションを買う、といっても一生涯そこに住み続けるつもりうじゃない。生涯どころか、5~7年くらいかなと考えている。というのも、ボクら夫婦はどちらも田舎出身で田舎LOVEだし、古民家リノベして住みたいし、休日は暖炉の薪割りたいし(これは自分だけ)、30代半ばくらいになったら長野の安曇野あたりに住むつもりだ。それまでの住まいだから、売却のことも考えて値下がりの激しい新築マンションよりも、値下がりの緩やかになった築15年~新耐震('82年頃)くらいが狙い目か。最終的に今の賃料で住んだ分くらいの出費で住みたいし、なんなら高く売れたら最高。それから嫁さんの仕事の経験値としても、リノベはしたいから未内装で。あとはエリア的に住み慣れた世田谷区かつ砧公園に近い、成城学園前、祖師ヶ谷大蔵、千歳船橋、用賀、桜新町あたりで探したい。過去住んできた経験から、立地が良くても通り沿いで車の音がうるさいよりは、駅から遠くてもいいから静かなところが合ってる...。

 そんな感じで、絶対譲れないところ、妥協できるところを整理していった。ある程度探し始める前に、ここを決めておけたことはスムーズな物件探しに繋がった。物件をSUUMOとかで探しはじめると無数に出てくるし、そのうち条件が揺らいできたりする。迷った時に、自分たちが物件を買う目的ってなんだっけ?と立ち戻り、そこから導いた条件に立ち戻る指針となったことは、これから始まる物件探しの肝であったとも思う。

(物件見学編)へつづく...

【参考にした情報】
中古住宅の賢い買い方:cowcamo MAGAZINE
中古マンションを考えたときのはじめの一歩に最適。
新築VS中古:SUUMO
もう嫁さんの仕事から中古が前提だったけど、新築とはどんな違いがあるのか知っておくのにちょうどよい。
くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話
この時期に読んだ本。別に住宅のことなんて書いてないけど、「あらゆる買い物に意思を乗せる」という賃貸→持ち家がポジティブになる後押しをしてくれた。
マンション購入を真剣に考えるブログ
中古に限った話じゃないし、そもそも東京湾岸エリアのタワマンのブログだけど、マンション購入に関する時事情報や内覧時にチェックすべきポイントなどリアルな情報が手に入る。


いいなと思ったら応援しよう!