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喘息・咳喘息について知りましょう

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喘息や咳喘息について、患者さんの視点から分かりやすく解説していきます。
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#FeNO

喘息(14)FENO②: 治療後のモニタリングにも有用だが・・・

本記事のまとめ ・FENOは息の中を調べて喘息の2型炎症がどの程度か分析する。 ・診断だけでなく治療後の気道炎症のモニタリングに有用。 ・ただしFENO単独で治療ステップダウンの判断はできない。 吾妻さん: 「FENOの治療後の変化をステップダウンにそのまま応用はできない」の意味がちょっとよく分かりません。 Dr.Y: はい、FENOは吐いた息の中に含まれる一酸化窒素の濃度で、多くの喘息の病態である2型炎症を反映するものでした。 吾妻さん: では、治療開始後にFENOが

喘息(13) FENO①: 吐いた息を分析して喘息の診断補助

本記事のまとめ ・FENO(呼気中一酸化窒素)は、喘息の2型炎症を反映する ・FENO値が高いと喘息の可能性が高いので、診断に有用 ・FENO値の変化は治療後のモニタリングにも有用だが、ステップダウンの際は注意が必要 吾妻さん: 吐いた息の中のNO(エヌオー)が喘息の炎症を反映する、というのはどういう事ですか?そもそも「エヌオー」ってなんですか? Dr.Y: 喘息は気道において炎症がくすぶる事で気道が狭くなる病気だと言いましたね。 吾妻さん: はい。そのために吸入ステロ