ODで自○失敗するとこうなる
色々とぼかして書きますがダメそうなら消します。
自○は結構怖いもので、完遂できる人は視野狭窄+衝動性+手段のバランスとタイミングが絶好だったりしないと結構失敗します。誰かに悩みを相談とかしてしまってるとやっぱり助けられてしまいますね。
そこの詳細は書かないことにするので、胃洗浄から退院までの流れを書いておきます。
胃洗浄、痛いとか苦しいというイメージがあったのですが……ぼくは局部麻酔で鼻を焼き裂かれて喉を燻されていたり、目の前で鼻の軟骨をべきべき折ってもらう手術をしたことがあるので、喉に生理用食塩水?が垂れようと管を突っ込まれようと、「もっと怖い思いをしたことがあるし」って感じでふわふわしてたら抗不安薬と眠剤が効いてきて気が付いたら知らないベッドの上でした。
意識がぼやけていて記憶もないのですが、同意書やらアレルギーチェックやら、誰が面倒を見られるのかみたいな書類にサインとかして、同居人(パートナー)にめちゃくちゃを言って困らせたり。ほんとどうしようもないカスとしてのぼくとして振る舞いたかったみたいです。この時の心境としては、上手に死ぬこともできず死に損ないになってしまったし、医療関係者の方にも申し訳なかったし、同居人にも見捨ててほしかったわけです。
意識ははっきりしているのに身体はうまく動かないとか、下剤を注入されていたらしいのでお腹がゴロゴロするとか。絶対安静状態で尿カテ+おむつ、透析もすることになったので首に針刺してもらったり。局部麻酔するので太めの針を刺すのは痛くなかったけど、五、六時間は首が痛くて、寝返りを打ったり姿勢を変える時にズキズキして辛かったです。
尿カテも五、六時間は身体を動かすたびにちん○んが痛くて敵わなかったけど、しばらくしたら慣れました。痛みに慣れるのか、尿道がうまい感じにおさまって(?)拡張されて(?)適応していくのか、どっちなんでしょうね。詳しい人がいたら教えてください。
入院中きつかったのは管まみれなので風呂に入れないこと、もちろん歩けないこと。一番申し訳なさで辛かったのは下の世話を看護師さんにお願いしないといけないことでしたね。敷きトイレなるおまる的なものに寝そべった状態で排便するんですが踏ん張れないし、人に拭いてもらうことになるし、便の状態もチェックされるので何から何まで気になって落ち着かなくてナースコール押すのも躊躇っちゃうし、ぼくのように神経質な人は介護をしてもらう年齢になる前に安心して尊厳死できる社会になったほうが絶対いいなと思いました。
病院食はなんか二十年前くらいにくらべて進化してた気がします。美味しいと言うほどではないけど、不味くて食べられないことはなかったから普段自炊を担当してる分、何もせずにご飯が出てくるのは楽でよかったです。
看護師さんには担当の方が変わるたびに挨拶とお礼を伝えられたので自分の気持ちの負担になることはなくて、救急科のお仕事ではないのにも関わらず何名かにはお話に付き合ってもらったりもして、もうお世話にならないようにしたいなぁと思いました。(完遂or社会復帰という二択にしようという気持ち)
寝っぱなしの状態が長かったので同居人に差し入れてもらった本を読むか、痛みに苦しむかみたいな感じだったんですが、なぜ未遂をしたかについて考えることも多く。これについては今もはっきりとしない気持ちのまま延命してるに過ぎませんが、入院したことで自分が追い詰められていたこととかは自分でも可視化できたし、初対面の看護師さんたちに☔️さんは自己分析はめちゃくちゃできてるのに、自分が動けないことで苦労してるのねと同情してもらったりして、少し出来ることからやりたいとか。諦めないといけないことは諦めようと思えるようにはなってきているように感じています。
ぼくは愚かなのでまだ失敗を重ねるんでしょうけど、失敗くらいなら全然笑い話になるので別にいいです。
尿カテの話なんですが、男女で挿れる時と抜く時どちらが痛いかは違うみたいなのと、女性は抜き終わってからしばらく痛い。みたいな話があって面白かったです。
ぼくは挿れる時の方が痛かったし、抜く時はインフルエンザの綿棒検査の痛みがもうちょっと嫌な感じで一二秒続くくらいのものだったから、男性は挿れる時のほうがキツイのではないでしょうか。あ、でも……看護師さんの腕次第かも…… 抜いてから三十分くらいはじんじんしてましたが排尿時痛かったのは一度くらいですね。
最終的に一番きつかったのは、二、三日の入院だったんですけど。初めて歩行許可でてトイレに自力で行っていいよ〜ってなったとき、おむつがクッソ臭かったことですね。
書きたいところだけ書いたんで入院の記録としてはカスすぎますね。
退院までに精神科医との面談が二度あり、救急科的にはokだったので、歩行できるようになった時点で退院してかかりつけ医に行ったんですが
「☔️くんは開放病棟でも入院とかはしたくないでしょ?」
「はい」
ということで、未遂後も日常には戻って行けました。ぼくは運が良かったので特に腎臓肝臓に後遺症なんかは残りませんでしたが、治療費入院費で数万円はかかるので一番は死のうとしないことですね。
お世話になった病院関係者の皆さま、ありがとうございました。毎日死にたいとは思いますが、衝動か天命が解決してくれるまではだらだら生きていこうと思います
おわり
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?