アルゼンチンタンゴがきっかけの香水の話
私、アルゼンチンタンゴを始める前までは、香水をほとんど身につけたことがありませんでした。天然素材由来の香りは平気なのですが、香りによっては気持ち悪くなったり頭が痛くなったりするので、香水や芳香剤にはむしろ苦手意識があったりしていました。
でも、アルゼンチンタンゴといえば10分程度の時間、踊る相手と抱き合うことになります。自分では分からない体臭もあるかも知れないし、いい香りを纏っていたいという思いから、今は踊る時に香水をつけています。
ただ、香りで自分の体調が悪くなっても困るので、天然素材を謳っているもので、かつ入手しやすいお手頃価格のものを探して、最終的にはフランスメーカーの「100bon(読み方は、ソンボン)」の香水に行きつきました。
私が実際に使ってみて感じるメリットを箇条書きにしてみます。
・15mlの少量サイズから購入できて、価格もお手頃だし、携帯も楽。
・一本一本の香りがシンプルなので、気分で重ね付けしてオリジナルの香りが作れる。
・天然素材由来の香りで気持ち悪くならないし、香りがあまり持続しない。(持続しないメリットは後で詳述します。)
重ね付けして自分だけの香りを纏える
やっぱり、他の人被りたくないという気持ちもあって...
重ね付けでオリジナルの香りが作れるというのは、店頭でもおすすめの組み合わせレシピのポップが置いてあるので、オフィシャルに推奨されているようです。
私は最初にお店に行ったときに自分で色々と試してみて、組み合わせがきく3本の香りを気に入って購入しました。
ちょうどセールもしていて、台湾在住なのですが、日本円に換算して1万円超えないくらいでした。(ちなみに日本にも進出しているようです)
個人的な意見ですが、組み合わせを見つける際は、最初にある程度欲しい系統の香りをイメージしてから、その場でペーパーに香りを吹き付けて実験してみると良いです。
私の場合は、甘さはあるけれど少しミステリアスな甘すぎない香りが欲しくて、甘さはフローラル系から候補を絞り、ミステリアスさはウッディ系から候補を出してから、組み合わせたあとの香りを嗅いで決めました。
時間をかけるほど鼻が馬鹿になる感覚があったので、私の場合は20分位でスパッと決めました。(少し時間をおいてから変化した香りも知りたかったので、所々休憩いれています)
その後、季節が変わったあとに追加で2本購入し、現在5本持っているのですが、香りの詳しい紹介とおすすめの重ね付けの組み合わせについては、YouTubeチャンネルで紹介してみたので、興味ある方はぜひ覗いてみて下さい。
(重ね付けのレシピだけ知りたい方はチャンネルの概要欄にも記載しています)
https://youtu.be/uGQiJgUQW-I
ちなみに私が所持しているのは以下の5本になります。(順番は動画での紹介順)
1. ネロリ&プチグレン
2. エレミ&アンバー
3. ラブダナム&パチュリ
4. シダー &ネロリ
5. シダー &アイリス
香りが長持ちしないメリット
これって普通はデメリットだと思うのですが、私の場合はメリットに感じました。
アルゼンチンタンゴは特定の人と密着する時間が長いので、つける場所によっては相手に香りが移りやすいと思います。私はあまり相手と接触しないような、左右の腰のくびれあたりにつけるので、私から移すことはあまりないと思うのですが、踊り終わって相手の残り香が私に服に残ることはよくあります。
私の方の香りは消えゆく一方なので、変に香りが混じってしまうこともなく、他の方に移したとしてもすぐ消える。これはメリットだと思っています。
私にとっては価格から機能性まで、全てがドンピシャで良かった100bon!
天然素材ものの香水をお探しの方、香水が必要だけど元々は苦手な方、何かしらの参考になればと思います。
(私、なんだかメーカーの回し者みたいですね...でも本当にいいなと思って紹介したいだけです。周りの友人は私の熱弁聞いて、本当に何人か買いにいきました。笑)