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ヒートショック症状にご用心
最近になってよく耳にすることがおおくなりました
12月を過ぎると一気に寒さが増してきます
寒い外から帰ってきて 早く温かい風呂に浸かりたいと思う方は多いと思います ちょっと待ったー!!
ヒートショック症状とは気温差の大きく 感じるとこに移動したときに起きる症状で
例えば 先程言った寒い外から帰ってきて すぐ風呂に入った場合、身体にかかる負担
血圧が急上昇・急降下することにより、血管や心臓に大きな負担がかかることを指します。 ヒートショックが発生すると、意識喪失や脳梗塞、心筋梗塞などが発生しやすくなり、死亡に至ることもあります。 とくに、浴室内での発生は、溺水に繋がる可能性があるため注意が必要です。
という危険な状態なことがわかります
入浴中に亡くなる方は厚生労働省の研究班の発表によると、風呂場での推定死亡者数は年間約1万9000人だそうです。12月から4月にかけてが多いそうです
高齢の方が多いのはわかりますか若い方も油断はできないといいます
つい浴槽で寝てしまった!とか『洗い場で滑ってけがをしてしまった!などの経験を持つ人が結構います。洗い場と浴室との段差でつまずく、湯船に入る際に片足を上げた状態でバランスを崩す、湯船から立ち上がるときに一瞬意識を失う、などという事例も多い。実はこうしたケースは年齢や性別には関係なく、疲れていたら誰にでも起こり得るということです
ではどうやって未然に事故をなくしていくか
東京都市大学人間科学部教授 早坂信哉氏によれば
「ヒートショックを予防する方法でよく知られているのは、脱衣所と浴室を暖房機器やお湯で事前に温めておくことです。そして湯船から出る際は、ゆっくり立ち上がるというのが一番簡単な予防法です。もうひとつは、立ち上がる前にちょっと冷たい水や水道の蛇口など、ヒンヤリするものに触れる。これにより軽く交感神経が刺激され、立ち上がったときの血圧の低下によるふらつきを防ぐことができます」
さらに
「飲酒すると血圧が平常時より下がりやすくなります。また、湯船の中で転んでけがをしたり、眠くなって意識を失ったりする危険も倍増してしまう。もし飲酒後に入浴するなら、シャワーか、かけ湯で我慢しましょう」
と話されています
転倒防止については まめに浴室の床清掃を行なって石けんカスを落としたり 手摺りの設置や
体調が悪い場合は避けるなど色々な対策があると思います また 家族がいる場合は声掛けをして安否の確認をまめにすることなどが大切になってきますね
こう見ると入浴はとても恐い場所のように感じますが 心身の癒しにかかせない入浴ですので
リスクを知った上で ホッとできる入浴を満喫したいですね