2019夏至:わたしと仕事とどっちが大事なの
(2019.06.19記)
え~~、明日はいよいよ夏至。ひさびさにホロスコープ(夏至図)をまじまじと眺めているのですが、色々色々感じることはあるものの、なんともひとことでは表現しがたいものがあります。
巷?でいわれているように、今年の夏至は山羊座の土星・冥王星と蟹座の火星・水星がものすごくタイトな角度をとっているのが特徴なのですが。
この配置を見てすぐに思いつくのは(すんごく雑な表現をすると)「仕事とわたしとどっちが大事なのよ!」みたいな、なんか昭和のトレンディドラマに出てくるヒロインのセリフみたいな?なんかそういう。
しかし、時代は平成を通り越していまや令和。
それは彼氏や旦那に向けられるセリフではなく、男女問わずだれもが自分自身への問いかけとして「仕事とプライベート、どう両立させてく?」みたいなワークライフバランス的なこととか、もっというと「社会的使命と個人の感情」みたいなものの折り合いをどうつけていくかとか、大義名分のために個人が犠牲になるのはもうたくさん、みたいなそんな感じとか。個人(感情・生命)を犠牲にしてまで守るべき大義(もしくは世間体、成し遂げるべき使命とか)などあるのか?みたいな問いとか。
(そういう意味では、いわゆる「半沢直樹シリーズ」的な一連のサラリーマン活劇は現代のレクイエムのようなものでもあり、現在放送中「わたし定時で帰ります」なんかは占星術的にもとても「今」的なテーマといえる(どちらもチラ見程度なので、あくまでイメージ)。)
あとは自分の感情を理性でおさめることをしてきちゃった人ほどに、揺さぶりやその反発が起きやすかったり。悲しみの奥にはじつは怒りがあり、怒りの奥には悲しみがあることを知る、とか。
ちなみに、今回せっかくなので夏至図のサビアンも出してみたのですが(詳しくは手書きのメモを)。
こちらも、色々色々、言えることはあるものの、とにかく、二極/二元の対立を超えてゆくこと。このひとことに、尽きる。
それで、このなかなかタイトな二極のなるべくピースフルな落とし所、そのヒントはなんだろう?と考えたとき、わたしの脳みそが弾き出したのが「ハワイアン(フラ)」。
だいぶ飛躍があるので、あいだははしょりますが、今月に入ってからじわりじわり来ていたハワイの波はこういうことだったのか!といまさらの納得です(そういえば山羊座に帰ってきてる土星父さんもアロハシャツだったわよね)。
内にあふれる感情を想いを、歓びを哀しみを、すべてこの風に流してもらえばいいじゃない。もうああだこうだ悩むのはやめて恨むのはやめて、いまこの瞬間から幸せになっちゃおうよ、まずはそこからだよ、みたいな、なんかそういう。
だれが悪いわけでも正しいわけでもなく。
絶対の正義を掲げても、けっきょくは虚しい。
この空間に満ちる命の煌めきを感じるこころの感受性をはぐくむこと。
それがこの世界を楽園にする、唯一の法。