LDP発症から緩和まで②
こちらからお読みください!
LDPとはなんぞや
前記事から度々出てきた「LDP」というワード
発声障害のような症状を有する「筋肉のクセ」です。
「咽頭が通常よりも深い位置にあり」と書いてありますが、これは咽頭周辺の筋肉が固まってしまい、その筋肉たちが咽頭を奥に奥に引っ張っている状態とのこと。
その影響で気道と食道が圧迫され、僕は前記事の通り
①食べ物が飲み込みづらい(喉の皮を引っ張ると飲み込みやすい)
②呼吸がしづらい
という状態になりました。
通院歴
僕は喉に異常が出始めてから色々なサイトを見漁りました。
その結果「要は喉周りの筋肉を柔らかくしたら治るのでは!?」という考えにいたりまして、2013年からしばらくは独学で喉周辺をマッサージしていました。
しかし一向によくならず...日常生活にも支障が出始めたので、藁にもすがる思いで色々な病院に駆け込みました。
①市立総合病院
CTスキャンで検査しましたが異常なし。いっそのことポリープでもなんでもいいから見つかってくれ...!と思いましたが特に何もなし。
②整骨院3件
2011年〜2013年まで、それぞれ半年ずつ通いました。
施術内容は
・電気マッサージ
・指圧マッサージ
・テーピング
施術後すぐは症状が軽くなった感覚がありましたが、1日も経たないうちに元どおりで、結局治りませんでした。
③耳鼻咽喉科2件
ポリープなど検査しましたが異常なし。
アレルギー性鼻炎が原因と疑われ薬をもらいましたが、特に改善せず。
④東京の喉のケアサロン
僕にとって最後の頼みの綱。というのも、このケアサロンの先生がLDPを提唱し、日本で唯一専門的に施術を行っている方なのです。
3ヶ月前から予約をし、ようやく2013年11月16日に東京へ!
「長い間悩まされてきたLDPがようやく治る!!」とワクワクしながらケアサロンに向かいました。
東京の喉のケアサロンでの施術
秋田から12時間ほどかけてようやく到着。
詳しい施術内容は伏せますが
①LDPについて解説
②硬度計で喉周りの筋肉の硬さを測定
一般の方は10~20Toneですが、僕は63Toneとかなり硬い方でした。
③発声時の喉を写真で撮って診断
先生が写真に直接書き込みされながら喉の異常について説明され、この時LDPと診断されました。
その後は
④リハビリ器具を使ってのストレッチ
⑤超音波
⑥レーザー治療
をし、最後に先生の手で直接マッサージしてもらい終了しました。
治療後は確かに喉が軽くなった気がしましたが、1日経つと元どおり...何度も通わなければいけないんだな!と思い、毎月東京にいくことを決意しました。
しかし1回の治療費がなんと2万円越え!!そして東京往復で1万5千円かかるため、当然毎月の通院はできず...結果3回で終了。
喉は改善が見られず、貯金だけ使い果たし
全ての希望が断たれました。
死ぬつもりだった
2013年12月、日に日にLDPは悪化し28日には声が出せなくなったのを今でも覚えています(メンタルもやられていたからかも)
ちょっとのきっかけで吐き気がするし、呼吸も食事もし辛い。当然仕事も上手く行かなくて、音楽にすがろうと思っても歌うことすらできない。
もう生きてる意味ないよなぁ、と思い両親に「もし自分が自ら命を絶っても悔やまないでほしい」と言い残しました。
両親も僕の喉のことは相当気にかけてくれてて、「一か八か最後に、中学生の頃にお世話になってた整体院に行ってみたら?」と提案してくれました。
そこは秋田市内にある一馬指圧整体院。小浜先生という凄腕の方がいらっしゃって、器械体操部時代の怪我は全てここで治してもらいました。
実は一度喉の相談もしに行ったのですが、当時LDPなりかけだったためか原因不明との診断を受けており、その後は完全にノーマークでした。
僕自身「どうせまた他の病院と同じで原因不明と言われるんだろうなぁ」と思い乗り気ではなかったですが、久々に挨拶がてら行ってみることにしました。
そして、この整体院が僕の人生を変えてくれました。
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整体院でのLDP原因特定、また治療方法について解説します。