仕事を相対的に見ること
10月ももう終盤…
はやいなー、10月この間始まったばっかりだと思っていたのに!
2020年の10月は、わたしにとっては目標の月でした。
なぜなら、妊娠中に勉強していた2つの資格試験があるから!
総合旅行業務取扱管理者試験と、保育士資格試験です。
妊娠中、何かやりたいことあるかなー、と考えた結果、この2つの資格試験に挑戦しようと思いました。
旅行業務取扱管理者は去年からの目標だったんですけどね、去年の試験は台風で延期からのコロナで中止というダブルパンチで受けられなかったので、
今回受けられてほっとしました。
さて、今回noteを書こうと思ったのは資格試験から仕事を客観的に見ることが出来るんだな、って発見があったからです。
自分の感じたことなので、正解不正解は分かりませんが、記録として書いておこうと思います。
まず、今回わたしが受けた総合旅行業務取扱管理者とは、旅行代理店に必ず1人は必要な、いわばその店舗の旅行業務に関する責任を持つ店長さんみたいな感じの存在です。
そしてこの資格があれば原則自分で旅行業を営むことが出来るので、わたしは地域の人たちと一緒に着地型観光をやりたくて、取得を目指すことにしました。
資格試験の科目は、旅行業法の法令・約款・国内実務・海外実務。
旅行業を営む上での決まりや観光資源の知識、JRや海外航空券の運賃計算、英文読解などが出されます。
一方、保育士資格とはその名の通り保育士さんとして働くための資格。
わたしは保育士さんになりたくて取得を目指したわけではなく、自分が今後やりたいことのためにあると良い資格かな?と思ったので取得を目指すことに。
科目は保育原理・保育の心理学・子ども家庭福祉・社会福祉・教育原理・社会的養護・子どもの保健・子どもの食と栄養・保育実習理論の筆記9科目と、
2次試験でピアノを弾いたり、絵本の読み聞かせをしたりします。
知識なのか、実地経験なのか
今回2つの資格試験を受けてみて真っ先に思ったのは、
旅行業務取扱管理者試験難しすぎない?!ってこと。
わたしは旅行業の経験ありなのでなんとか試験に立ち向かえたけど、これ1から独学でやってる人にはハードル高いだろうなって思いました。
旅行業の経験あってもこんなに難しく感じているくらいなので。
細かいところまで問われるし、選択文長いし、なにより範囲が広くて深い!
案外、一見難しそうな国際空港運賃計算よりも、観光地や旅券法、検疫に関する問題の方がわたしには手強かったです。
一方、保育士試験は、予想していたよりかはやりやすかったです。
科目は多いけど問題数はそこまで多くないからっていうのが大きいのかな…
予備知識がない分勉強は頑張ったけど、こちらも広範囲で、ほとんど勉強出来ていない科目もありますが、何とかなりました。
ただ、もちろんこんな浅はかな知識の状態で保育士が務まるわけではないのはすごく感じます。
そして、2つの資格の違いについて思ったのが「知識に比重があるのか現場経験が大事なのか」の違いによるのかなあということ。
旅行業は、現場で覚えることや感覚ももちろん大事なんだけど、
それ以前に知識がめちゃくちゃ役に立ちます。
案内するためには現地の観光地のこと知らなきゃだし、航空券手配したときにお客さんにキャンセルポリシーや料金をスムーズに伝えられると信頼感もアップします。
だから細かいところまでしっかり覚えてなきゃ解けないような設問が多いのかなあ、と。
一方、保育士さんは生身の人間を相手にするお仕事ですよね。
最低限の知識はもちろん必要だけど、一人一人違う子どもたちに向き合っていく中で、
その子その子に寄り添った支援をしていくわけだから、知識偏重ではないのかも。
わたしは保育士の経験がないので憶測ですが、保育士の資格があるからと言って誰でも保育士が務まるわけでは無いっていうことからも、そういうことなんじゃないのかなあと思っています。
あとは、単純に今、保育士不足が問題になっていることからも、門戸は広くしているのかもと思います。
3年以内の再受験であれば、今回合格点に達した科目は免除されるという制度もとてもありがたいですよね。
思えば今のご時世で旅行業務営むのはそれなりの覚悟が必要なので、そういう違いもあるのなー。
思いがけない発見っておもしろい
今回、資格試験に挑戦したことによって、思いがけず相対的に仕事を見ることが出来てよかったです。
新たな発見。
こういうのを得られるから、いろいろ挑戦してみるとおもしろいです。
2つの試験の結果はまだ出ていないですが、自己採点してみた感じはいいところまで行けたな!と。
あとは、もし今回だめでも次は絶対受かると思うし、
なによりここまでやれることはやり切ったので悔いはないです!
そしてわたしは学ぶことが好きなんだなとも思いました。
そう思うと、育休・産休中に好きなこと出来てなによりです。
今回学んだことがどこかで活かせる日が来るように、少しずつ準備していきたいと思います!
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