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ひとつのミッションに取り組んでみることにした:子どもの肌質改善に向けて

「よかった〜、上の子は思ったほど赤ちゃん返りしないな…」
そう思っていたここ2ヶ月。3月に下の子が生まれてから、上の子は本当に面倒見がよかった。
まあ、たまに力加減がわからず突進したり、なにか他のことにむしゃくしゃしているときに下の子の上に乗っかってみたりともちろん目は離せないけれど、
まだまだかわいい方だと思う。

たまに、下の子に母乳をあげていると「娘ちゃんもおっぱい飲む〜」と言っていたけれど、言いながら本人は楽しそう。おふざけで言う程度なので言ったあとすぐにおっぱいのことを忘れ、遊んでいたし、
こんなかわいい赤ちゃん返りで済むといいなあと思っていた。

ただ、時期的にも3歳を目前にした娘は、イヤイヤ期のピーク。というか、頭が良くなり、いよいよ自我が芽生えてきたという感じ。
「あたしはママの言いなりにはならないのよ!!」のアピールがすごい。いや、その自己主張は良いんだけど、泣きすぎだよ…みたいな感じで呆然と見守ることしか出来ないことも度々。
保育園の帰りには、「こっちから帰るの!」とこだわりが強く、思い通りにならないと癇癪を起こして泣き喚き、こう言う時はなにを言っても届かない。道ゆく人から優しい声をかけてもらうことも多かった。

イヤイヤ期やばい!しかもこの時期が産後1、2ヶ月の頃ってこっちも余裕ないし、赤ちゃん返りよりも、娘の発達段階にわたしがついていけない感じもある。

娘が訴えたいこと

そんな日々の中で、どうしてもわたしが気になっていたのが、娘の肌のこと。
以前の記事でも少し書きましたが、特に寝る前になると痒がって、「保湿クリーム塗って〜(マッサージして)」と言ってくる。わたしの手がベトベトになるけれど、肌と肌との触れ合いが安心するのか、娘はスヤスヤと眠りにつく。
寝る前にかゆくなる程度なら、と思ってわたしは様子を見守っていたけれど、最近、夜中に痒みを訴えることが何度かあり、これがこちらの精神的にとてもきつくて。

まず、夜中に半分寝ぼけながら痒がっているのだけど、マッサージしてあげてもきりがない。1時間以上付き添っていなきゃいけなくて、娘もかわいそうだけどこっちもしんどい。
もうどうしたらいいんだあ!と半分投げやりになることがあり、娘に「どうして寝られないの!」と言ってしまったりもした。(痒みって、痛み以上に辛い症状らしい。痛いのは我慢できるけど痒いのは我慢できないって。それなのに酷なこと言ってごめんね。。)

絶対これアトピー性皮膚炎の可能性高いでしょう、と思っていたのだけれど、
つい最近、痒がる娘を抱っこしてあげたら、痒がることなく腕の中でスヤスヤ…
おや?!これは、痒みは精神的なところから来ている面もあるな、と思い始めた。

肌質改善への道のり①小児鍼


ちょうどそのタイミングで、小児鍼に行った。
針を使わない小児鍼。以前見てもらった際も娘が心地良さそうだったので今回もお世話になることに。
小児鍼でアトピー症状を改善することができると知って、駆け込んでみました。

恐怖心が強めで、慎重派で、人見知りもする娘のことだから、施術ちゃんとできるかな?と思っていたけれど、さすが3歳目前ともなると、「できる、できない、いいよ、いやだ」をちゃんと表現してくれて、先生の前でちゃんとごろんして、お腹を出すことが出来ていた。これだけでわたしとしてはすごい感動!

先生はまず娘のお腹を見て、
「うん、お腹が冷えているわけではないから、食事は今の感じでいいと思うよ。アトピーの子って、もっとお腹が冷えている子が多いから。」と言ってくれて、ちょっと安心。
その後は本格的にお腹や背中、あとは痒みがよく出る部分を中心に施術してくれた。
その間、娘はとってもリラックスしていて、気持ちよさそうにしていた。小児鍼、娘に合ってるのかもしれないな、と思った。

「わたしは皮膚科医じゃないから断定は出来ないけれど、アトピーではなさそう。どちらかと言うと、汗で痒くなっているのかもね。しっかり水分(冷たすぎないお水)をとって、こまめに汗を拭いてあげたらいいよ」とアドバイスをもらい、家でできる小児鍼のやり方を教えてもらってきた。

それと、「下の子が生まれると、なにかしらの反応を上の子は返してくるよね。それは多くの子どもたちがそう。でもそこでお手当をしてあげるのが大事だから、ぜひ続けてください」と言っていて、
そうかあ〜、娘は肌を通してわたしに訴えていたんだなあと思った。
(ちなみに、小児鍼でよく言われる「疳の虫」。施術中にちょんっと疳の虫もお手当してもらいました。先生曰く、娘は自我がしっかりしていて賢いタイプなのでイヤイヤは相当手ごわいとのこと。笑)

わかりやすい赤ちゃん返りではないけれど、
それがないからと言ってなにもないなんてことはなく。
でもこれを機会に娘とのコミュニケーションの仕方とか、スキンシップをもっと取り入れよう、と思えるようになった。

肌質改善への道のり②なりたい気持ちを言語化して、自分の中に取り入れること

小児鍼は、わたしの手とスプーンを使ってできるので、スキンシップという意味でもいいなと感じる。
ただ、小児鍼に行った日から数日経ったいまは、毎日スプーンでお手当が出来ているかというとそういうわけでもなくて、
娘の気分によっては今日はやってほしい・やってほしくない、があるみたいです。
「やらなきゃいけないのよ!」と強制するのも違うかなと思い、そこはあまりこだわらずに過ごしています。

ただ、こういうのって即効性があるものではないので、忍耐が必要になる。
皮膚科でもらっている保湿剤や薬を塗ると少し良くはなるけれど、つらさからすぐに開放されるわけではない。
それは分かっているのだけど、生後3か月の赤ちゃんの夜間授乳もやりながら、夜中に娘の肌ケアをしなきゃいけないのはシンプルにきつくて、
わたしのメンタルが崩壊しかけていた。
夜中毎日肌ケアが必要なわけではないのだけれど、3日に1回は夜中に1時間くらい娘の肌にクリームを塗ってあげたり、冷やしてあげたり、スプーンでのお手当をしてあげたり、している気がする。

でも、これって娘が悪いわけではなくて、娘だって痒くなりたくて痒がってしまうわけではないのだから、なんとか気持ちを保とうとするのだけど、
そうなると次に出てくるのは自分に対する反省の気持ち。
「もっと赤ちゃんの頃に真剣に肌ケアをしてあげればよかったんだな…わたしが悪いんだな…」っていう、超めんどくさい女みたいな自己嫌悪が襲ってくる。まあ実際、わたしが悪いのかもしれないが、そんなことを今更思っていたって仕方ない。
そしてもっと悪いなと思うのが、満足に休むことが出来ないストレスでわたしのイライラの沸点が低くなっていること。もうー、これは本当に良くない。ここはもう技術で乗り越えていくしかない。小さい赤ちゃんもいるし、ママの気持ちって子どもたちにダイレクトに伝わると思うから、
イヤイヤ期の対応でいっぱいいっぱいな中だったけれど、娘に一言、「一緒に治していこうね」と言った。

その言葉を言った後、なんだか自分の心がほどけた感覚がした。
そうそう、こういう風にわたしは進んでいきたいんだよ。
肌も子どもの個性のひとつかもしれないし、なにかメッセージを伝えてくれているのかもしれないのだから、受け止めて、一緒に取り組んでいけばいいんだよなあ。
ずっと、「荒れやすい肌が悪い」みたいに思っていたけれど、わたしが思いたいのはそういうことではなくて、「一緒にがんばってみようよ」という励ましの気持ち。自分に対しても、娘に対しても。
もちろん、余裕がないときは前向きになれないときもあって、(特にワンオペな土日やワンオペお風呂、下の子が泣いているときはなかなか冷静になれていません)でもこれは訓練のようなものなので、何度も何度も自分に思わせていくことが大切だなと感じている。
じゃないと、このままだとメンタル壊れかける日々が続いてしまう…。

記録することで見えてくるものがあると信じて

ということで、これから娘の肌質改善の記録をnoteでしていこうと思っています。
毎日痒くて眠れなくなるわけではない。ということは、もしかしたらその日の食事内容によって見えてくるものがあるのかも?!なんて思っている。
小児鍼の先生からは食事改善の指導を受けたわけではないのだけれど、わたしなりに食事について、とりわけお菓子や乳製品について思うこともあり(この点についてはまたいつか書きます)。
まあ積み重ねな部分も多いので参考程度だとは思うのだけれど、ちょっとずつ記録していきます。
そして食事も大事だけれど、もうひとつ大事かなと思っているのが、日常の中である、ちょっと引っかかるな?と感じるわたしの気持ちを書いていくこと。
現時点ではうまく言語化できていないけれど、わたしの心をほどくこともなんだかすごく大切な気がしています。

もしよかったら、また覗いてみてもらえたらと思います。

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