【黛冬優子 Landing Point編 感想】目の前のことだけを考えろ、ただ楽しむためだけに
僕は不器用&力配分が苦手なので、複数の目標があると、全て全力でやり切るか、全て共倒れになるかのどちらかになります。
そうなると、一番大切な目標だけを見て、他から目を反らした方がいいのかもしれませんが、人生は上手く出来ていて。
自ら目を反らしたことで、目の前で悲しむ人が生み出されると、ひどく後悔してしまうんです。もちろん、本来の目標への自信も揺らいでしまう。
そこから、どうするか。一度目を反らした事実と、どう向き合うのか。
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担当アイドルの黛冬優子は、「ふゆ」が生き残るために猫を被ってもなお、「これがふゆ」と胸を張れるアイドルになるために努力を惜しまないアイドルです。
もちろん、彼女もひとりの少女なので、所属ユニットのストレイライトのワンマンライブが決まるとなれば、全力で喜び、そして準備を行います。そこに、良いも悪いもありません。彼女にとって一番大切な目標なのですから。
だがしかし。
遠くのまだ見ぬライブを見ようとすると、目の前のファンや審査員から目を反らしてしまうわけで。そこで大きな失敗に気付くけど、努力の方向を直すのはなかなか難しい。
ならば、いつも目の前にいるプロデューサーの出番、というわけです。いくらファンや審査員が離れても、プロデューサーが離れるわけにはいかないのです。
ステージの外のことは考えるな。
目の前の事だけを考えろ。
ただ、楽しむためだけに。
この後、どのように冬優子が失敗を成功で上書きするか、というのは、実際に見ていただきたいです。またひとつ増えた「ふゆのばしょ」を、見に行きましょう。
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ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。