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「突き抜けた」バレエダンサー/アイドル・綾瀬穂乃香ちゃんという話【第19回 ぼかます 後日談】

 ボーカロイド曲で、綾瀬穂乃香ちゃんのイメージソングを選ぶ。

 ラストダンス、Flyer!、エターナル・ブルーと選んできた僕ですが、「穂乃香ちゃん以外のアイドルを選ぶ」「自分が大好きなボカロ曲を選ぶ」という選択肢を選ばないという「突き抜けた」信念は、時に金太郎アメっぽい安さを感じることがあるかもしれません。行きつけの定食屋さんでも、メニューが1種類だけだと、飽きが来てしまうといったところでしょうか。

 ならば。今回は、「突き抜けた」ボカロ曲をテーマにしてみようか。
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 ネギシャワーPさんのブログには、「突き抜けた感情を持っているヒト」が「突き抜けた世界観の中にいる」という設定を決めて、作詞を進めていったそうです。
また、人間の想いが形骸化したものが「言葉」なのだとずっと思っていたのが、今はむしろ言葉から想いを導くことが出来ると信じてみたいということでした。

 綾瀬穂乃香ちゃんは元バレエダンサーなので、感情は踊りでしか表現できない(言葉は発せられない、表情はあるけれど登場人物のものでしかない)もので、そうなると、穂乃香ちゃんにとって、言葉は人間の想いが形骸化したものだったのかもしれません。

 すると、アイドルになった穂乃香ちゃんは、言葉から自分の想いを導くことができると信じてみたくなったことがあるでしょう。踊りでダメなら、言葉がある。

 クールだけどポジティブな「ブラックベリー」は歌詞を詳しく聞くと、底を見せていて、なおかつ底の中の光を表現している印象があります。その光から、最大の「第二章」に進んでいく。

 これまでぼかます/番外編で続けて聞いた皆さまだとすでにお気づきかと思いますが、僕が投稿する穂乃香ちゃんのイメソンは「バレエダンサー」と「アイドル」の比較をクローズアップしがちです。そろそろ、シンデレラの時計の針を進めて、アイドルの中で成長する穂乃香ちゃんをボカロ曲で表現できればと思います。


ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。

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