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黛冬優子ちゃんはジョーカーよりもスペードの3がお好き、という話【 #おるます 外伝シャニマスオンリー】

 黛冬優子ちゃん、巷では「ふゆ」なのですが、ふゆは「これがふゆ」というアイドルを目指しているわけです。
 ファンに魅せているふゆも、猫を被っているふゆも本物。
 そこで、もしも「冬優子ちゃんの思い通りになれるジョーカー」が来たら。

 知っていますか。または、忘れていませんか。ジョーカーを打ち破れる、スペードの3がこの世にはあることを。 

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 「オールジャンル楽曲で選ぶアイマスイメソン生外伝 おるますシャニオンリー」。イメージソングならボカロでもアニソンでもなんでもOKな、春日井ないたろさんによる企画で、今回は対象アイドルがシャイニーカラーズの登場人物に限定されたものです。
 
 シャニマスの担当アイドルは黛冬優子ちゃんと浅倉透ちゃんですが、冬優子ちゃんには「おかえり」と言えるくらいには絆があると思うので、今回は冬優子ちゃんのイメソンをチョイスしてみました。
 テーマは、ある意味、冬優子ちゃんにとって誘惑にして禁断の「if」。誰だって一度はなってみたい「もしも」ですが、これをカードゲームの「大富豪」に落としこんでみると、冬優子ちゃんのアクションが見えてくる気がしました。

 PENGUIN RESEARCHの「ジョーカーに宜しく」は、テレビアニメ『デュラララ!!×2 結』のED曲となっています。登場人物が上から下にスクロールされるアニメーションも有名ですが、曲や歌詞だけに触れても、とても心に響くものがあります。メジャーデビュー曲でもあるので、しょっぱなからジョーカーにオサラバしております。

 僕も大富豪のローカルルールを全て知っているわけではありませんが、忘れると痛い目に合うのがスペードの3だと思います。持っていれば、すぐに切りたくなるけど、這い上がれない沼のような地獄から登れる糸を自ら切ってしまう。持っていなかったら、ジョーカーを嬉しそうに出すと、一瞬にして持っていたプレーヤーによって、奈落に落ちてしまいます。

 本当に、アイドルの世界が「大富豪」だったらとんでもないことですが、冬優子ちゃんは一味違います。ふゆが最初にやることは、もしジョーカーがいたらサヨナラすることではないかと。なんだったら、スペードの3をちょうだい、なんていうかもしれません。だってほら、ふゆにはあさひちゃんがいますし(

 冬優子「あんたねぇ、一言多いのよ!」

 ストレイライト、そして冬優子ちゃんは、本当にアイドルをしているけれど、裏を知っているとハラハラするものがあります。担当プロデューサーとしては、猫を被っていた事実を知ってなお「おかえり」と迎えられるやさしさと覚悟があるので、なんだかそれをも楽しんでいる風に見えます。

 イベントコミュ「if(!Straylight)」でも、もしも…という質問に冬優子ちゃんは答えています。

 もしもの先には、今と違う困難や悩みが待ち構えている。

 ドラえもんの「もしもボックス」みたいなものです。大長編を作れてしまうレベルくらいには教訓を教えてくれる、ひみつ道具です。

 僕も、「もしも」は勘弁願いたい性格で、そんな暇があったら今やらなきゃいけないことをやる感じです。だって、過去は変えられないし、未来は誰にもわからないので。

 冬優子「あと、あんたに足りないのは『有言実行』ね。いくらでも書けるし言えるけど、ふゆと一緒にたくさん実行していくのが大切なんだから!」

 と、いうことで。

 在りもしない「もし」を語るな、せっかくの傷に傷がつく。
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 ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。

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