新年を迎えて
無事に2024年を迎えることができひと安心すると同時に、よなよなワイン片手に2023年を振り返る。
完全に私ごとながら、生活ががらりと変わった2023年でした。
大学を卒業してから今まで、週休1日で仕事ばかりの毎日に感じていたけれど、ふと思い立ちすぱっと会社をやめたのだ。
半年間は毎日ヨガをして、ときどき母と旅行する生活。
こんなにも心置きなくだらだら過ごしたのは初めてで、にも関わらずさまざまな気付きを得たのもこの期間でした。
どれもほんの小さな気付きだが、自分にとっては貴重だ。
例えば、これまで社会人になってから自分の好みやしたいことに全く目を向けてこなかったということ。
どんな服を着たいか、どんな髪型がしたいか、わからない。
学生時代は着たい服やしてみたい髪型など次々と浮かび、奇抜な格好もしたりして毎日おしゃれを楽しんでいた。しかし、社会人になってからは、ふさわしい服装・ふさわしい髪型・ふさわしいメイクを選んできた。それなりにおしゃれを楽しんではいたが、判断基準は自分の好みではなく、客先や職場にふさわしいかどうか。
退職してからは、着たい服・したい髪型やメイクで過ごせば良いのに、それがわからない。自分の好きなことやものがわからないというのは、まずいのではという気付きだ。
まあとはいえ、こんな小さいことはどうでもよくて控えめに言って最高な半年間なのでした。
そして、この半年間ずっと無職ではなく兄の経営する焼き鳥屋でバイトも始めました。
飲食業とは無縁かと思っていた私は、不安でいっぱいだったけれど、始めてみたら接客業は実におもしろいというのが大きな気付き。
サービス業はこんなにも楽しく、尚且つお給料までいただけるのかと驚いたのでした。
退職から半年後、希望通り全くの異業種・異職種に就職が決まったのです。
30代半ばにして難しいと言われていましたが、なんとか。
そして、新しい仕事を始めて数ヶ月が経過した今、
最大の気付き…私は前職が好き。人に接することが好き。
前職がいかに魅力的な仕事か、はじめて気づいたのでした。
2023年に得た最大の気付きは、無理矢理でも新しい仕事に挑戦してみて、好みや自分の向き不向きに気づけたことでしょう。
前職を続けていたら、飲食店で働くこともなく、前職が好きだと気づくこともなかった。
好きだと思える仕事がいっきに2つも見つかった2023年は大切な年となりました。
2024年も素晴らしい年になりますように。
行動すればなんでもできる気がしているほろ酔いのつぶやきでした。