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組織、経営のビジネス書を数百冊読んだ末に辿り着いた一冊 ~入山章栄(著)『世界標準の経営理論』~
毎週土曜日にこれまで読んだ本からおススメの本を紹介していこうかな?と始めた企画。初回はこちら。
この本はどんな本?
「世界の主要な経営理論30を完全網羅した解説書」の帯、そのままの本です。経営戦略、組織運営、リーダーシップ、イノベーションで理論として体系立てられていることが30本、掲載されています。
事典のような構成なので1つ1つの構成はそれほど長くなく、かつ興味ある所だけを読み進めればよい感じになっているので、難易度は高くありません。
・・・みたいなことを書いて投稿タイミングを待っていたら、日経で取り上げられて・・・
日経、三菱UFJ系コンサルさんもおススメしてます。私だけではありません(笑)
どんな人におすすめ?
組織、人を動かすこと、経営、成果を上げること、等、自分がいる組織のことを知って上手く行く方に持っていきたいすべての人。
いろいろな人のビジネス書を読んだ結果、「結局どういうことだろう?」という疑問を持った方。
新社会人から管理職、経営者まで。
この本を紹介する理由 ~20年間たくさんのビジネス書を読みまくった結果、重要なことは結局この1冊に収まっていました~
就職後、会社の事、ビジネスの事、経営の事、組織の事、を勉強しようかな、ということで、経営学書、ビジネス書を読み始めました。
それから20年。
いろいろな人のいろいろなビジネス書、自己啓発書、中には少し厚めの本も、たくさん読んできました。図書館のビジネス的な本を集めたコーナーで目に付く本はほぼすべて「過去に読んだな」と思う程度、そして図書館外で買って読んだ本もいっぱいあるので、4桁は行かないにしても3桁の後半には達しているかな?と思います。
その結果感じたこととして、
「あれ?結局芯のところはだいたい同じかな?」
となり、何か決定版が欲しいな、となったときに日経新聞の広告欄で知り合いました。
直球で書くと、この本1冊でだいたい事足ります。
オーソドックスなビジネス書の要旨はこの本でカバーできます。極論系のビジネス書でたまに外れるか?というくらい。
832ページあってちょっと持ち歩きたくないレベルには分厚い本ですが、もし新人に社会人として必要な教養を学べる本を1冊だけ薦めるなら、この本を選びます。
この本の内容を半分くらい理解していれば組織運用の入り口には立てます。何なら周りの部長、課長がこの内容を理解しているか怪しいくらいなので、心理的に優位に立てます。
それが、この本を初っ端に持ってきた理由です。
来週からもジャンルレスで本を紹介してみます。